ゲイツのVistaのCMその2は「普通ってなんだっけ」
3億ドル投入のVistaキャンペーンCM第2弾は、セレブすぎて普通の人の暮らしを理解できないと自覚したゲイツとサインフェルドの2人が、普通の人の感覚を取り戻すために「リアルな家族」の家に滞在する、というお話。
ホストとなった家族はおばあちゃんと夫婦、子供が3人という構成。アメリカ人じゃないので分かりませんが、恐らく「リアルな家族」の典型なんでしょう。
ゲイツは食事のときに「昨日と同じおかずだ」と言ってしまったり、末っ子のベッドタイムストーリーに「魅力的なデザインとは」(ドン・ノーマンの「誰のためのデザイン」のような気がする)と読み聞かせちゃったりとぎこちない。
あげくにリビングに飾ってあった「キリンちゃん」を盗んだと疑い(サインフェルドを追い出したい――だって自分のベッドの上で足の爪切ってたら相手がセレブだって嫌――長女の策略)をかけられる始末。
エンディングは、うんざりしてホストの家から荷物を引きずって出て行く2人のシーン。ここでまたサインフェルドがゲイツに変な質問をします。「(コンピュータは?インターネットは?)10億以上の人々を結び付けたけど、次は何が起きるんだい? 電子メールとカエル? Webと金魚? ブログとアメーバ? もしそうならロボットのふりしてみて(なぜだー)」
で、ゲイツがブレイクダンスみたいなことをちょっとやってまた2人で歩いていく後ろ姿で終わりです。
うーん。。。あと何回続くんでしょう。ちょっとだるい。
サインフェルドのいいところはそのだるさなんだろうけども、でもでも、とつらがっている澤でした。
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