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Google、「風船ワイヤレス通信」企業を買収?

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 小さな基地局を風船で上空高くに打ち上げてワイヤレス通信を提供する――そんな企業にGoogleが関心を持っているとWall Street Journalが報じています。

 この通信サービスを提供しているのはSpace Dataという企業。情報筋によると、GoogleはSpace Dataとの契約、あるいは買収を考えているとか。Googleは700MHz帯の競売に参加したり、地元で無料Wi-Fiネットワークを提供するなど、ワイヤレス事業に関心を持っているのであり得ないことではないと思います。

 Space Dataはトラック運転手や石油会社向けに、米国南部で1日10個の風船を飛ばしています。風船は24時間程度で破裂し、基地局はパラシュートで地上に降りてきます。毎日新しい風船を飛ばさなければならず、そのために農家や農場の人を雇っているそうです。局所的に通信サービスを提供するやり方としてはおもしろいですが、ちょっと手間が大きいかも。

 以上、広瀬でした。

関連リンク
Googleの出方は? 700MHz無線周波数帯の競売がいよいよ開始

Comment(2)

コメント

この技術、軍用として数年前からテストされていて、一部では実際に使われているという話もあるようです。
Combat SkySat
http://www.afa.org/magazine/July2005/0705near.asp

軍用の場合高度2万メートルから3万メートルの超高空まで上げるので、地上から見た水平線の向こうと既存の通信機器で通信ができるシステム!というのがウリのようですが、12時間くらいで落ちてくるらしく、その際に関係ない他国や敵国に落ちる可能性もあるので、結構面倒くさいようです。

hiro

>いわなが様
コメントありがとうございます。そんな用途もあったんですね。風船のほわほわしたイメージからはちょっと思いつきませんでした。確かに、敵国に落ちたら大変そうです。

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