IoTで最も先行する米国農業
農業の生産性向上は余地が大きいので・・・IoTは効果があると農家も投資家層も考え始めています。
でも誰も注目してこなかった世界です・・・
<出所: ベンチャービート>
それなら「よーし、やってやろうじゃないか!!」と米国の農家がその気になり時始めて・・・・^^
<出所: ベンチャービート>
水撒きの効率化や自動運転、ビッグデータによる刈り取り時期の判断などを開始です・・・
<出所: ジョンデリ>
水撒きも効率化が進んでいます・・・・灌漑設備のスマート化ですね・・・
<出所: ジョンデリ>
無論、様々な企業が活躍しています・・・・
スマートウオーターの灌漑の仕組み(機器とサービス)
Introducing i.p.a.t.(動画)
<出所:スマートウオーター>
モノのインターネットが提唱されるか中、ウエアラブルやGEの産業インターネット、M2Mやドイツのインダストリー4.0などが注目されています。しかしベンチャービートの調査によれば、現在、最もIoT関連投資がなされているのは農業だそうです。確かにグローバルに増え続ける人口問題、スクラップ&ビルトでは無く更地に作り上げる投資の容易さなどを考慮すれば現実的な話かもしれません。FarmLogsやConservisなどの農業関連のIoT企業がどんどん資金を調達しています。生産性の向上などは他の産業が先行していますから、農業ではその余地が非常に大きいとも言えます。確かにトラクターの自動運転などは高速道路の自動運転より規制が無く、既に米国では花盛りですから、農業のIoT先行は当然かもしれません。農業がIoTで先行していると言うのは殆ど注目されておらず、そっと陰で着実に進んでいるイメージです。しかし面白い現象です。
■ 米国農業とIoT
IoTの目的は生産性の向上です。その為に農薬などの散布料を減らす、水撒きを効率的に行う、刈り取り時期の判断、トラクターの自動運転やドローンによる撮影などが挙げられます。無論、ドローン撮影後のビッグデータの活用も実施されています。ジョンデリなどは自動運転とビッグデータ活用をセットで提供しています。ジョンデリのJDLink はアプリを伴い、パソコン、タブレット、スマートフォンなどに分析結果を通知する農業IoTの典型です。所有する農地の中だけを調査するジオフェンスの技術も使います。