スマートグリッドも吸収するIOTが主題のスマート・アメリカ・チャレンジ
おおおおお、プロジェクトには葵の御紋が光ってますねええ @@
<出所:ホワイトハウス>
米国政府が2014年からIOTを主体とした都市づくりやインフラ作りに乗り出しています。従来は電気エネルギー問題を中心にしたスマートグリッドの切り口でしたが、スマートグリッドはIOTの一アプリケーション&サービス分野に過ぎません。そこで今回はサイバーフィジカルと呼ばれる切り口で公益企業体なども含めて都市作り、インフラ作り、スマートコミュニティ作りに乗り出しています。対象は安全、長期持続性、効率、ヘルスケア、旅行、経済活性化、創造性と言った処でしょうか。ロボット犬とかドローンとか色々計画されています。ホワイトハウス肝いりの政策です。
What is Smart Manufacturing(動画)
Intel and San Jose joint SmartAmerica Project(動画)
■ 模範例(ショーケース) インテルによるサンノゼ市のスマートシティ
インテルが模範になった(ホワイトハウスが事例に取り上げた)と自慢しているスマート・アメリカ・チャレンジには、米国サンノゼ市のスマートシティ作りがあります。シリコンバレーのど真ん中で6月間の試行プロジェクトを実施しました。
テーマは町にばら撒かれた様々なセンサーを使って集めるデータによる、環境汚染対策、交通量対策、そして水質改善です。25千人の仕事も作りだされます。そしてクオリティオブライフの改善を目指します。
White House SmartAmerica Challenge program の一環として2014年6月に結果が発表されています。2013年12月からプロジェクトは実施されていました。
6月11日にワシントンで行われたSmartAmerica Expoでの発表の模範事例になっています。これはインテルのIOTグループが担当しました。尚、同社はアイルランドでも類似のプロジェクトを実行中です。7年越しのサンノゼのプロジェクト"San Jose Green Vision" に取り込まれています。インテルのIntel Quark chip
と他社のセンサーを組み合せ、活用した街燈の稼働状況や故障予防をするなど様々な取り組みがなされています。様々な町の街燈などの機器のセンサーから得たデータは分析され、都市計画に生かされます。(ここがポイントです)
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インテルは消費者インターネットより産業インターネットにシフトしているイメージですが・・・・
都市の膨張に対処します・・・IBMのスマータープラネットに近いアプローチです・・・2025年までには世界で千万人口の都市が37を越えるそうです・・
<出所 インテル>
★★ SMART AMERICA CHALLENGE(米国政府)
★★ Intel, San Jose Leverage Internet of Things in Smart City Project
★★San Jose Implements Intel Technology for a Smarter City
★★Intel and San Jose's smart city will use real-time data to monitor air quality and more