現代のピノキオ作りか、ロボット製作に乗り出したグーグルと元アンドロイドチーフのアンディ・ルビン
インターネットが自動的にモノを作る3Dプリンター、3D自動編み機、自動で動く自動運転のスマートカーやドローンなどスマート革命によりインターネットをプラットフォームとした「ソフトウエアがモノを作ったり、動かす時代」が始まっています。このスマート工業社会においてグーグルの元アンドロイド開発者、アンディ・ルビンさんはいよいよロボット製作に乗り出し、日本メーカー(SCHAFT, a Japanese maker of muscular robots)を含む7社を買収しています。その結果、アンデイのチームは東京にもオフィスを構えているそうです。
狙いは消費者ニーズ(消費者インターネット)と言うよりも通販の配送センターでの運搬やテスラの工場に見られる部品の運搬などビジネス二―ズ(産業インターネット)のようです。
アマゾンがドローン(無人機)による宅配構想を発表した為、グーグルがそれに反応してロボット構想を出したと言う訳です。
ニューヨークタイムス紙など多数の記事が出ていますが、過去光学機械のドイツメーカー、カールツアイスのロボットエンジニアとしての経歴を持つルビンさんはグーグルカーの無人運転に触発されたようです。カールツアイスは有名なドイツのカメラのレンズ製造業ですね。昔、筆者も画像処理のソフトウエアを売り込んだことがあります。
ソフトウエアがネットを媒介としてモノを動かす、スマート工業社会、ネットサービス型製造業の時代がまた一歩進もうとしています。
グーグルが買収した以下の社名の内、先頭のシャフトは2012年に立ちあがった東大のベンチャー企業です。
<出所:シャフト>
<出所:メカ>
<出所:インダストリアルパーセプション>