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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

スマート革命とテレビ番組評価、ソーシャルテレビによる新たな番組評価指標の時代が始まる!!

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<序文>

 視聴率評価で有名な米国のニールセンがソーシャルガイドと呼ばれるスマートデバイス用のソーシャルアプリを買収しました。日本でも視聴率で有名なビデオリサーチがツイッタージャパンと提携して視聴率を補完する新たなソーシャル評価指標の研究に乗り出しています。一分間に幾らの投稿数があったか等も指標になります。

 

既に米国では番組の評価にソーシャル視聴を活用したものが現れています。

 

 果たしてスマート革命(ポストPCコンピューティング時代)に相応しい番組評価指標はどういったものになるのでしょうか?

 

★★ ビデオリサーチ Twitter上の指標整備に着手
Twitter Japan協力のもと、統一取得ルールによるテレビ番組指標を検討 -

 

引用

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、社長:秋山創一、以下ビデオリサーチ)は、Twitter Japan株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表:近藤正晃ジェームス、以下Twitter Japan)の協力を得て、Twitter上でのテレビ番組への反応を測る指標の整備に取り組んでいきます。

ソーシャルネットワークの利用が広まる中で、テレビとソーシャルメディアの連携は広く実施され注目される取り組みであり、両者の関係性を示すニーズは高まっていると考えます。その要請に応えるために、データの整理、指標の整備を進めます。

引用終わり

★★ Nielsen Buys Social TV Tracker SocialGuide

 

★★ 20 TV Shows With the Most Social Buzz This Week

 ソーシャル視聴による米国の番組評価の一例

Mashable_socialtv_chart_by_trendrrt

<出所:マシャブル>

<顔の見えない視聴率からの脱却>

 現在活用されている視聴率はアナログテレビ時代の番組評価指標です。視聴者をマスで捉える為、個人の顔などは全く見えません。一方地域別や番組別の数字は視聴世帯のサンプリング方式により出て来ます。

しかしICT技術の進歩により、個人の顔の見えるワンツーワンマーケティングや視聴者の繋がりを開示するソーシャルメディアマーケティングが可能になり始めています。特にスマート革命の進展の中では、今後顔認証や音声認証などにより視聴者個人の特定が可能になり始めています。

 そうした中、大手の自動車会社などが「テレビ広告への投資効果を具体的に示せ!!」「視聴率だけでは良くわからん!!」と言い始め、米国地上波は困っていました。幸い米国のテレビ広告売り上げは横ばいであり、新聞や雑誌ほど酷い落ち込みは経験していません。しかし不景気風に弱い「ひ弱な花」である点は確かでしょう。

そこでソーシャル番組評価指標が具体的な一つの候補に上ってきました。

<米国が先行する番組のソーシャル評価>

 既にマシャブルなどのソーシャルメディア系ブログでは、各テレビ番組のソーシャル評価も始まっており、番組に関連した投稿数、肯定的か否定的か、番組チェックイン数などが基本的な評価指数として挙げられています。

 日本のビデオサーチも1分当たりの投稿数やハッシュタグの活用法などを研究すると発表しています。

<視聴率とソーシャル指標は両立するだろう>

 スマートテレビの実態がハイブリッドテレビ(放送とネット上の動画のハイブリッド)サービスである限り、視聴率は消えません。そして当面の間視聴率とソーシャル指標は両立すると考えられます。

 

 日本ではその内、ラインやCOMMの番組へのスタンプ投稿数も評価指標にのるかもしれません。しかし面白くなってきました

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