オルタナティブ・ブログ > インターネットの第二の波とソーシャルメディアマーケティング >

テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

ブランドにおけるフェースブックマーケティング成功の秘訣、Fortuna Tokyo立ち上げを振り返って!!

»

<序章>

 筆者も多少相談にあずかったビートコミュニケーションのメンズブランド『Fortuna Tokyo』(http://fortunatokyo.com)は、立ち上げ数カ月で参加者数が32,000人に達し、ファンページに関連したインテレストグラフとしては一定の成功を見たと考えられます。今回女性のご担当がわざわざ筆者に詳細なレポートをくれたので、差し支えないところだけ切り取って(もちろん許可を得て)皆さまの参考にして頂けるよう公開したいと思います。具体的なマーケティングの法則(経験則)も語られています。

 海外から多数のファンを獲得した非常にセンスが良いファンページの立ち上げ事例なので面白いと思います。信じられないほど海外の方々がファンになってくれました。

 流石にビートコミュニケーションはノウハウとセンスがありますね。

  以下報告の要約です。

<メンズブランド『Fortuna Tokyo』の旅路>

さて、ブランドのfacebook fun pageにはそれこそBurberryからVictoria Secret 迄ございますが、今回は最もわかりやすい昨年、開始したメンズブランド『Fortuna Tokyo』(http://fortunatokyo.com)から順番に事例をご紹介します。このブランドはファンページ立ち上げからわずか数ヶ月で3万ユーザを突破、今も急激な成長を遂げています。

以下にお店のWebサイトを載せます。

 fortunatokyo

 以下はフェースブックのファンページです。

 FORTUNA Tokyo

 

 図1

Fortunatokyo

 図2

Analysys1

 

FORTUNA Tokyohttp://www.facebook.com/fortunatokyo)は2011.7.11にブランドスタートし、7.25にフェイスブックページを立ち上げました。スタート1週間後から1ヶ月後のデータを分析してみましょう。

 

最初に気が付くのが、イタリア人に支持されている点です。何故、イタリア人に受けているのでしょうか?ユーザに直接聞いてみたい衝動にかられますが、ファッションに厳しいイタリア人に支持されたという事が爆発的なユーザ数の増加に結び付いているかもしれません。

 

続いて、アメリカ、エジプト、トルコ、スペイン、フランス、カナダと地中海周辺と北アメリカにファンが多いことがわかります。都市別ランキングだと一位がローマですね、これはFORTUNAという名前がローマの『幸運の女神』という事が影響しているのかもしれません。

 

次にアメリカ、FORTUNA Tokyoが日本語ではなく英語ベースにしたブランドと考えるとこの点は理解できます。次にエジプト、トルコ、スペイン、フランスと地中海周辺の国が続き、カナダに飛びました。言語は英語メインで展開されているにも関わらずイタリア語が英語を凌いでいます!2位は英語という結果です。

 

このデータから、おそらくブランド大国のネクタイ着用率の高いイタリア人のlikeが口コミ効果で爆発的に広がりイタリア人同士で広げあった結果、ファンが増加したと推測されます。次に英語圏で展開していることから、アメリカやカナダなど英語圏にもファンを獲得しやすかったのでしょう。ヨーロッパ内でもラテン国の勢いが強く(開放的でlikeをしてくれる国民性なのでしょうか?

 

図3

Analysys2

 

これはいいね『Like』のグラフですが、8/27を境に急激に伸びています。それ以前は緩やかに増加していましたが、tipping pointを迎え、その伸び率は3倍以上になっていることから、ユーザの増加は直線的ではなく、何かをきっかけに爆発的に伸びるという結果になりました。この勢いで11月末現在は33,000人のユーザを突破したと考えられます。このように何かをきっかけとして爆発的に伸びるティッピングポイントを迎えられるかどうかがユーザ数増加の鍵になると思われます。

 

次にウォールですが、ウォールのコメントは1万ユーザまでは誰でも自由に書き込みができる設定になっており、ファンとの双方向コミュニケーションを促しました。1万ユーザを越えた辺りから管理人以外の投稿ができない設定に変更されましたがユーザ増加の勢いが衰えなかった事から、1万ユーザ未満のページは積極的にウォール解放することをおすすめします。

 

次にそういったウォールを解放した場合のあらしについてですが、5千人を達したぐらいからスパムが増え始めた事から5千人未満の場合はそんなに気にする必要もないかもしれません。

 

次にページオーナーがきちんと表示されています。熱烈なファンはページオーナーに友達リンク申請をしましたが、32000ユーザに対して約3%がオーナー(私)と直接つながるという結果になりました。

 

facebookページに対してオーナーページはプライベート情報が掲載されているため、ファンはより親近感と満足度を増し、積極的にオーナーと交流を活性化し、同時にファンページにも書き込みをした事から、ファンからのリンク申請は拒否しない方が賢明でしょう。また購買をしたユーザが全員オーナーとコンタクトしていた結果から、オーナーの人となりを知り、コミュニケーションをする中で信頼関係が築かれ購買に至ったのではないでしょうか。ファンが顧客になる可能性が高く、ファンとのコミュニケーションを怠らない努力が必要となるでしょう。

 

結論としましては、facebookページは双方向コミュニケーションが必須でありブログタイプの一方的なコミュニケーションを回避し、友達となったコアなファンが購買をすることから、こまめに情報をアップデートしファンとの交流を積極的に行う事。これが大事な要素であり、web2.0型のブランディングには欠かせないソーシャルスキルだと思います。

<他の有名ブランドとの比較>

facebookを上手にマーケティングに活用されている企業様では他にもBURBERRYhttp://www.facebook.com/burberry)やVICTORIA’S SECREThttp://www.facebook.com/victoriassecret)などがございます。
そこでFortuna Tokyo立ち上げた経験から個人的に評価して見ました。

図5

Victoriasecret

VICTORIA’S SECRETはアメリカの女性の下着ブランドですが、男女問わず圧倒的ないいね数を誇り、コンテンツのクオリティの高さと豊富さがファンを引きつけていると思います。特にエンジェルと言われる人気モデル達のムービーが頻繁にアップロードされファンのモチベーション維持に役立っていると言えるでしょう。コメント数、シェア数ともに圧倒的な人気です。

次にBURBERRYはイギリスの総合ブランドで、web2.0PR戦略に対して近年特に力

を入れているブランドです。


 図6


 Burberry

一目見て分かると思いますが、全てのコンテンツが統一され、戦略通りに展開している王道の設計になっています。商品をメインに完璧なプロモーション画像や映像をアップし、時折バックステージを覗かせる所もあり、表8割裏2割といった配分をキープしています。

 

 

 

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する