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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

地デジ実施により急速に進み始めた日本型スマートテレビへの準備

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<遂に動き出したテレビ局>

 2011年7月24日に国内における地デジの実施が終了しました。その前後の動きとしては、これまでなりを潜めていた国内の放送関係の事業者が一斉にスマートテレビへの動きを少しずつ表面化させ始めた点でしょう。

その表面化の動きはまず局内でのインターネットテレビ関連のプロジェクトなどが公然化され始めたり、スマートテレビに向けた局内の啓蒙運動の実施と言う形で表面化し始めています。CATV業界もアンドロイドOSを活用したセットトップボックスの実装版を世間に公開し始めています。

筆者は東京スカイツリーが稼動を開始し、東北三県の地デジ移行が終了する2012年の春には、日本型スマートテレビの動きがテレビ業界挙げての動きとして一般視聴者の誰の眼にも明らかになると思っています。

 

以下新社会システム総合研究所のセミナーからの引用 (CATV業界の動き)

引用

放送の完全ディジタル化を契機として、放送通信融合の動きが一挙に加速する状況の中で、CATV業界の次代を担う 先進的サービスを提供するために、日本ケーブルラボでこのほど開発した次世代STB(セットトップボックス)の技術概要を紹介する。Androidベース でアプリケーションを自由にダウンロードし、WiFiとDLNAをサポートすることにより、映像コンテンツの家庭内共有ができ、しかもタブレット・スマー トフォンとのモバイル連携もできるなど、従来STBとは全く異なる最先端技術を組み込んだSTBである。合わせて、CATV業界を取り巻くビジネス動向と 関連する最新技術動向にも言及する。

引用終わり

 

 ★ 次世代ケーブルSTBへの期待

 

<インターネットとテレビの一体化を志向するテレビ局>

 既にお伝えしたようにデータ放送型インターネットの動きが毎日新聞などから伝えられています。その後の課題として日本のテレビ局には以下の課題があります。

1、 インターネットの公式チャネル化

2、 テレビアップスの活用

3、 ソーシャルテレビ視聴の戦略

4、 パーソナルテレビ

 

各テレビ局には一部の広告主からテレビアップスの開発依頼などが来ていますが、インターネットの公式チャネル化の検討も進んでいるようです。

それが少しずつ進み始めました。

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