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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

書籍「スマートテレビで何が変わるか」のご紹介

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 昨年春からオールターナティブブログなどにスマートテレビやソーシャルテレビの記事を書かせて頂いたご縁で翔泳社から書籍「スマートテレビで何が変わるか」を出版させて頂きました。2011724日の地デジ後の日本の世界を念頭においています。

 

スマートテレビの書籍は、志村 一隆さんが「ネットテレビの衝撃」を書かれているのでそれとの差別化を十分図って書き上げました。

 

内容はテレビアップスの説明を主軸に取り上げました。また米国の話だけではなく欧州(フランス、英国、ドイツ、イタリア)や韓国、シンガポール、豪州の動向、有料テレビの動向(テレコム系の有料テレビが如何にテレビアップスの活用でスマートテレビの先駆けをなし、それにマイクロソフトがどのように貢献したか)などを盛り込んでいます。中国は紙面が無く外しましたが、ここも面白いです。

 

またオールターナティブブログにも一部書きましたがアップルテレビの「二画面方式」とグーグルテレビの「一画面方式」の違いや日本メーカーが海外ではすべからくスマートテレビを出荷し、牙を研いでいる動向も述べました。ソニーのヤフーコネクトテレビや東芝のTBBTVの話は面白いかもしれません。ヤフーコネクトテレビは韓国のサムソンの例も書いています。英国のBBCが奨めるYouViewやイタリアの独自標準など話題は尽きません。

 

ネットフリックスとHuluの争いやYouTube、アマゾン、iTunes、ソニーキュリオシティ、東芝プレーシーズなどはCATVに番組を出すか、インターネットを正式なチャネル(クラウド放送)に認めるのかと言うハリウッドの悩みを中心に書いています。

 

最後のコミュニティ編ではテレビアップスと言うマイクロ取引に夢を抱く開発者コミュニティ、ネットドラマを新たな登竜門と考えるアーチストや演出家、そしてスマートテレビが家庭で活用されるさまを書いています。

 

そうそうソーシャルメディアの視点はソーシャル視聴の視点から取り上げています。ライブ放送に適したツイッターは見逃し放送には全く向いておらず、むしろプライベートな視聴パーティは別のやり方が相応しいなどの調査結果を述べました。

 

1、イントロダクション章 スマートテレビとは何か。

欧州と米国調査の結果を書いています。

2、第一章 ソフトウエアベンダー

グーグル、アップル、マイクロソフトなど

3、第二章 地上波テレビ

4、第三章 有料テレビ(CATVや衛星テレビ、テレコム系)

5、第四章 家電(テレビ)メーカー

6、第五章 コンテンツホルダーやアグリゲーター

7、第六章 広告業界

8、第七章 まとめ

 

スマートテレビで何が変わるか

スマートテレビで何が変わるか [単行本(ソフトカバー)]

 

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