スマートテレビのエアープレー応用による電飾(デジタルサイネッジ)乗っ取りハック時代!!
<序文>
昔ソーシャルテレビの研究を始めた頃、アメリカンフットボールや大リーグの電光掲示板に携帯電話からメッセージを送って表示すると言うサービスを知って「面白い」と思ったことがあります。それがスマートテレビの中で出て来たエアープレーを応用すると見事な進歩を遂げるのに感激しています。2005年頃、地上波のCBS放送が携帯電話からメッセージをテレビに表示して「ソーシャルテレビ」の先駆けをなしていましたが、テレビも電飾もスマートフォンから動画や写真、メッセージを出して「乗っ取り、ハックする」時代になってきました。
<MTVが始めたタイムススクエアのハッキング>
米国のMTVに対してITベンチャーが提案して認められたのがニューヨークタイムス・スクエアの電飾のハッキングです。以下の動画の事例ではiPhoneに電波中継器を付けて電飾と交信すると手元のiPhoneから動画や写真、メッセージを送って電飾を乗っ取ることができます。これは明らかに新しい楽しみ方ですね。遠くの電飾には風船で中継器を付けてiPhoneから動画を送っています。
これはスマートテレビの中から出てきたスマートフォンをリモコンに応用し、エアープレーにより手元動画をスマートテレビ上で視聴する手法の応用ですが、とっても面白いです。
★★how to hack video screens on times square
YouTube: how to hack video screens on times square
http://www.youtube.com/watch?v=s_HUYi9aVvI&feature=player_embedded
<東京ドームや国立競技場などでやったらどうなるんだろう?>
国内には色々な場所に大画面や電飾がありますが、それを全て乗っ取って遊べるとなったら一体、どうなるかと思うととてもワクワクしてきます。
例えば東京ドームでファインプレーの動画が流れた後の一定時間(例えば5分間)をファンに開放し、ファンが競争で応援メッセージを流したり、ファンが喜んでいる様子を隣のファンが流したり、ファンが撮ったプレーの動画を流したり、ちょっとイメージアップすると中々面白いことになりそうです。
<画面の乗っ取りを流行らせるかエアープレー>
一定の時間を区切って一定の公共の大画面や電飾をファンに開放すると言うアプローチは、スマートテレビの国内普及と共に流行るかもしれません。何しろスマートテレビが家庭のリビングルームに入れば家族でスマートフォンなどから「テレビ画面のハッキング合戦」が始まる可能性があります。リモコン時代にもリモコンが二つあれば家庭内でテレビ画面のハッキング合戦が起こりましたが、スマートテレビ時代のハッキングは、電飾を巻き込むなど社会的な広がりを持ち、例えば「銀座の大画面」や「東京スカイツリーの画面の乗っ取りなど」一杯社会問題も起こしそうです。面白い時代が来そうですね。