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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

EclipseベースのJBuilder 2007日本語版、初公開

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昨日より2日間、デベロッパーサミット(デブサミ)が開催されておりまして、こちらで14日に発表したJBuilder 2007を紹介しました。セッションの内容は、JBuilderの製品紹介というより、JEEアプリケーションのプロファイリングを中心としたテクニックを紹介するものでしたが、JBuilder 2007の主要機能のひとつOptimizeitを使って、JBoss上の問題コードをさくさくと検出していました(講師はデベロッパーキャンプでもセッションを担当する高橋君。おつかれさま)。

サーバサイドのアプリケーションは、動作がブラックボックス化して問題が顕在化しにくいので、それを「握り潰している」と、思わぬ事態を引き起こすことがあります。しかし、すでに箱に入ってしまって分散しているモジュールのどこに問題があったか、ということを、後になってから見つけるのは、なかなか難しいことです。

こうした問題を検出するツールは、箱の中身を分析して可視化してくれますが、問題箇所にいかにたどりつくことができるかが使い勝手の分かれ道のようです。「JBuilder+Optimizeitだと、1時間もあれば解決できて、なかなかトライアルから購入にたどりついてくれないケースもあって悩ましいです」(高橋談)。皆さん、トライアルは「試用」でお願いします(涙)。

今回のデブサミ会場では、デベロッパーキャンプで企画しているパネルディスカッションの作戦会議もできました。これについては、来週後半ぐらいには大枠が決められるのではないかと期待しています。

こちらはおまけショット。広重の「名所江戸百景」より「目黒太鼓橋夕日の岡」の現代版。デブサミ会場からの帰りにちょっと寄り道して撮影しました。

目黒太鼓橋夕日の岡

ほとんど目黒雅叙園横のアルコタワーの宣伝みたいですが、主役は真ん中に見える橋です。本当は、雪の降る夕方に撮影しなければならないんですけど、今年は無理みたいです。

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