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翻訳・WEB・キャリアを極める?楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道?

アークの5つのバリュー「楽しく」は「愉しく」?

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『会社のバリューの「楽しく」の漢字を変えて、「愉しく」にしたら?そうしたら「楽をする」のような違う意味あいは排除されるよ』とアドバイスされたことがある。

********全体会議の話から*********************

アークコミュニケーションズの5つのバリューのひとつは「楽しく、正しく、新しく」です。今日は「楽しく」について話してみたいと思います。

私はこの楽しく、という言葉がとても好きです。

「楽」という漢字を使った言葉に「楽観的」という言葉があります。

以前、少々困ったことが起きた時に「なんの因果でこうなったのかわかりませんが、楽観的に前向きに考えています」と知人に言ったら、「悲観は感情、楽観は意思ですから、大変な時こそ前向きに明るく頑張って下さい」と言われて、その言葉に励まされたことがあります。

楽しいという言葉も前向きな意思を表していると思います。

さて、私が仕事が楽しいと思う理由は色々ありますが、そのうちのひとつはビジネスは「三方良し」を達成できるからです。

「三方良し」とは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得をいったものです。

売り手よし。
仕事にはお客さまにサーブする喜びがあります。
お客さまのお役にたてたら、嬉しいですよね~。
例えお客様に感謝の言葉で表されなくても、 貢献の楽しさがあります。
また仕事を通して、スキルが広がる、生産性があがるなど、自分の成長を感じられます。
そのうえお金もいただけるので(大事なことです!)、私たちの生活も成り立ち、持続的にサービスを続けることが出来ます。

買い手良し。
お客さまは私たちに強制されて買っているのではありません。
お客さまは困っていて、その解決策を探しています。そのために喜んでお金を払うのです。
私たちのビジネスには競合他社がたくさんいます。
翻訳やWEB制作や人材派遣サービスをお願いしようと思ったら、お客さまにはどの会社に頼むのか、選択肢がたくさんあります。
その数多くの選択肢の中から、一番自分たちによいと思って、私たちを選んでくださっているのです。
発注をいただく、売上があがるということはそういうことです。売上があがること、すなわちお客様に私たちを選んでいただいたということを、私たちはもっともっと誇らしげに思ってよいのです。

世間よし。
翻訳サービスを提供することで、人々(一般ユーザー)に世界中から有益な情報を提供することもできれば、ローカライズすることで提供できる商品やサービスの選択肢を増やし、私たちの生活を豊かにすることに貢献しています。語学に関する仕事をしたいと望んでいる人々に仕事の機会も増やすことができます。

WEB制作サービスや人材派遣サービスも同じように、買い手の顧客の満足度をあげ、その専門的な仕事をしたいと希望する人々に仕事の機会を提供します。

買い手と売り手が幸せになりながら、世間をも幸せにしているのですね。

また世間が幸せにならないようなビジネス、反社会勢力に協力するだとか、パートナー会社を不幸にするようなビジネスは、たとえそれが買い手と売り手が一時的に幸せになるように見えても、決してしてはいけませんね。

さて、仕事にはもちろん苦しいときもあります。サッカーがいくら楽しいといっても、厳しい練習のときは苦しい、試合中に一生懸命走ってるときは苦しいのと同じです。

すべての瞬間いつも、楽しい、とはなりません。

その先に楽しさが待っている苦しさは乗り越えたいものですし、その過程も含めて受け入れて楽しめるとよいですね。

また、楽しみ方も人それぞれです。
どこを楽しいと感じるかも人によって違えば、楽しみ方の表現の仕方も違います。(ニコニコしていないから楽しくない、わけでもないでしょう)

ぜひ皆さんも自分にとっての「楽しさ」を追求してください。

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「愉しい」と「楽しい」は何が違うのか?諸説ありだが、確かに「愉しい」に私の説明は近い気がする。しかし、私は「楽しい」という漢字がどうやら好きなのである。これは理屈ではなく、楽しいという漢字のほうが私は「元気さ」を感じるのだ。

おりしも、アークコミュニケーションズスキーチームの壮行会を12/6(月)20:00からオンラインで行う。そして平昌オリンピックに出場したフリースキースロープスタイルの山本泰成選手はスキーを「楽しんでるなぁ」とつくづく思うのである。壮行会のご案内はこちらhttps://forms.gle/tNxfcebmNJ2KoPm8Aぜひ、スキー選手たちの楽しさを一緒に味わってください。

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