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どうしたらネットで力づけられたり、助けられたりするのでしょう?コミュニケーションを観察します。

裏を取ったり取らなかったり

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ネットの科学ニュース、利用の理由は「正確さ」より「便利さ」(11/21)によれば、科学関連のニュースや情報の入手先として、インターネットがテレビに次いで第2位だけれど、オンラインで入手した情報はそのままうのみにされているわけではないとのこと。自宅がブロードバンド接続されていると、テレビとインターネットの差がみられず、33-34%がネットおよびテレビから科学関連の情報を得ているそうだ。

おもしろいのは、「科学情報を入手する人のうち約80%は、その情報の正確さをよそで確認しようとしており」(同記事)である一方、別の調査(ネットの医療情報、「情報源を確認しない」は75%(10/30))では、「米インターネットユーザーの80%が医療情報をオンラインで検索し、過半数がそれを参考にしているが、「常に情報源や日付をチェックしている」のは15%だった。」(10/30記事)という違い。

医療情報の方が扱う情報がシビアなのだから、よくよく裏を取るのでは?と思いきや、科学情報と医療情報では逆転するほどの違いがある。状況がシビアだと、とりあえずネットでも何でも情報を得よう、という気持ちがはたらくのかもしれない。

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