Twitterに書き込まないことが情報になる(ネット選挙)
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昨日のニュースでは、公職選挙法を改正し、ネット選挙に向けて検討が進められるようです。
個人ブログに「ネット選挙の前に解決すべき3つの問題 」という記事を書きました。ここでは、(1)なりすまし問題 (2)リアルタイム性の問題 (3)サーバ安定の問題 という3つを指摘しましたが、ここでは (2)で書いたリアルタイム性の問題について補足したいと思います。
誤解される前に。政治家のTwitter利用は歓迎です。情報を伝達するチャネルは、多ければ多いほどよいと思っています。@で気軽にリプライを飛ばせること(読まれているかはわかりませんが)も、近さを感じさせてくれます。
ただ、Twitterを特にモバイルデバイス(iPhoneや携帯など)から利用することは、投稿する行為そのものが情報になりうることに留意すべきでしょう。言い換えれば、投稿しないことすら情報になるのです。いったんリアルタイム性のあるサービスに情報発信を始めると、オンかオフかということも情報の価値を持つ。Twitterで配偶者の浮気が突き止めたというエピソードもあるようですが、ある人たちがオンラインになった、オフラインになったということが見える、ということはある種のセキュリティ問題ではないでしょうか。
上記の図は、 http://www.xefer.com/twitter/ に私のアカウントを突っ込んで描画されたものです(数ヶ月前ですけど)。ここには投稿内容はありませんが、私のライフスタイルは一目瞭然ですし、海外出張が多い月はこれがガタガタに崩れます。
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