【153,000円】 46インチ大型液晶TVを店頭販売価格238,000円から85,000円引きゲットって、そんなのアリか
先週末、近所に大型の家電量販店が新規開店しました。今や家電量販店業界でヤマダ電機に次ぐ2位のエディオングループ、その中核であるエイデンの地域本店(愛知県)です。オープンセールの期間中、ものすごい混雑だったようで、近隣では渋滞が続出し、駐車場に入るのに1時間待ち、店前を通る基幹バスが通常15分で通過するところ1時間40分かかり、店頭では日替わり奉仕品目当てのお客さんが前日から徹夜で並び、開店時間中には入場制限まで行われ、、、とにかく大騒ぎだったようです。
わたしも一度だけ出かけてきました。500メートル以上離れた駐車場に誘導され、そこからシャトルバスで店に来るという初体験までして、おまけに人混みで酔ってしまい、お恥ずかしい始末。こうした場所は本当に苦手です。
昨日友人と会った際、この店で液晶TVを買ってきた話を聞きました。SONYの大型46インチ液晶TVです。話を聞けばなかなかの事情通で、いろいろ調べて機種を事前に絞り込み、オープンセールを利用して、お値打ちゲットに成功したらしい。店頭販売価格は238,000円だった商品を、交渉の結果【153,000円】で買ったというのです。しかも型落ちじゃなくて現行品。オープンセールだからお値打ちというのはわかりますが、85,000円引きって、何すか、それ。
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彼によれば、交渉はこんな感じだったそうです。
- まず店頭でソニーの販売員を探す(ポイント1)
- これいいけど、高いよなぁとつぶやいて、218,000円(2万円引き)回答
- オープンセールだから、もっと安くしてくださいよ、で、198,000円(4万円引き)回答
- ここで満足した顔つきをして、とにかくこの商品を褒める。この商品が気に入っているという気持ちを伝える。SONYの販売員だから知識は豊富、これで盛り上がる(ポイント2)
- ここから本交渉(どひゃぁ~今までは何?)、実は予算がないんだよね、奥さんが15万以下しかダメと言ってるんだ、40インチに妥協しようかなぁ、東芝のREGZAにしようかなぁ、でもやっぱり46インチ欲しいなぁ、と揺れてみて、これでエイデン社員に交渉に行かせて170,000円(68,000円引き)回答
- 交渉に行っている間に携帯で価格.comで検索し、最安値143,000円を画面に出しておき(実は事前調査済みって、おまえなぁ)、
- 販売員に画面を見せて最終交渉、通販価格+10,000円の153,000円で決めませんか、予算3,000円オーバーだけど、と真顔で迫り、再度エイデン社員に交渉してもらって、【153,000円】で最終決着
お見事というか、よく粘ったねというか。友人によれば、
- オープンセールはエイデンの社員はほとんど接客せず、店頭はメーカーの応援販売員だけ。彼らからすれば、いくらで売っても仕入れ価格は変わらないので、何とかして売りたい一心のはず。だから必ず買いたい商品のメーカー販売員を探す
- 交渉は必ず商品の前でする。この商品が好きだ、という気持ちにメーカー販売員は弱い。価格交渉だけ、はタブー
- 通販ではアフターが心配だから買いたくないとつぶやく
だそうです。これが通用するのはオープンセールだけだとか。
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確かに彼の交渉術はすごいと思います。でもでも、店頭価格と実売価格がこれほど違うと、ちょっと??も感じます。いったいメーカーはいくらで卸しているんだろうか? 店頭販売価格って、いったい何よ? 他のお客さんにはいくらで販売しているんだろうか? 彼ほどに粘らず、198,000円くらいで買うお客さんと比べたら、5万円近く差があるわけで、文句出ませんか? とまぁ、いろいろ思うわけです。
これは単にわたしのヒガミなのかもしれませんけど。それとも、こんなの常識、わたしが無知なだけか。とにかく、ワタシの分も交渉して欲しかったです。。。