【8年】　私が新型MacBookを買った、本当につまらない理由

　前回エントリーした、新型MacBookの話。やっぱりボタン押しちゃいました。そう、購入ボタンを、ポチッとね。で、今届くのを待ってるところです。新しいPCを買うのに、こんなにワクワクしているのは久しぶりな気がします。

　：：：　：：：　：：：

　私が初めてPCに浸かったのは、15年くらい前にMacintosh LCⅢを購入してからです。LCⅢは、Mac歴の長い方なら多分覚えていらっしゃるでしょう、Mac史上に名を残す名機です。それ以降しばらく、私にとってはPCといえばMacでした。当時、DTPで広告や記事を制作編集するという職業柄、他に選択肢はありませんでした。大学に移って、仕事場の環境がWindowsベースになり、ここで私のMacユーザー歴は【8年】で区切りを迎えました。現在自宅でのPC環境は、デスクトップ2台＋モバイルノート1台でホームネットワークを組んでいます。現状、これといって不満はありません。ただ、最近なぜかMacが気になってた。Macじゃないといけない、困るという理由は特段ありません。でも、とにかく気になったんです。

　ちょうどモバイルノートが購入して3年経過し、そろそろ買い替えようかなぁというのが、敢えて言えばMacBookを考えた理由です。これとて、Macでないといけない理由にはなってない？　そうですね。いやいや、KeyNoteが使いたかったんですよ。でも、PowerPointじゃダメかって言われると…うーん、その方がいろいろ使い勝手がいいかもしれません。

　要するに、私の使い方からすれば、WindowsPCで買い替えるのが理にかなっているんです。いや、ひょっとしたら最近充実してきたWindowsのUMPCで十分なのかもしれません。でも、やっぱりMacBookが欲しい…気がした…んですよね。

　そりゃMacBookだって、今やWindowsOSも使える。でも、わざわざ面倒なことしないといけない。素直にWindowsPC買っておけば、ソフトだって今の資産を活かせる。データの同期やネットワーク設定も楽ですし。仕事環境も基本はWindowsなので、あえて自宅でMacを選択する理由はなかったんです。

　：：：　：：：　：：：

　そもそもPCは、便利な道具にすぎません。PCに向かえば、きれいなデザインをしてくれるわけでもないし、感動的な文章が書けるわけでもない。言うまでもなく、PCは機械です。でも、Macって、ちょっと違うんですよね。まるで中に人が入ってるような。機械なんだけど、機械と割り切れない所があるんです。これ、あくまでも私の感覚ですけどね。

　自分がWindowsユーザーになって、つまらんなぁと感じたのは、フリーズした時に、爆弾マークじゃなくて、ブルースクリーンに意味不明な文字列が並ぶこと。元日に起動したときに、「あけましておめでとうございます」って出ないこと。なーんだ、そんなことかぁって感じでしょうが。ちょっとネタが古いのかもしれませんが、私にとってのMacは、憎めないヤツなんですよね。読んで下さったみなさんには申し訳ないような話ですが、私が今回MacBookを買ってしまった理由は、理屈じゃなくて、こんなつまらない理由なんです。はじめてMacを使い始めた頃に感じた、“なんかこいつ、かわいいなぁ”って感覚を、今になって思い出したっていうか。もちろんこれ以外にも、MacBookっていいよなぁって思う点はたくさんたくさんあるんですけど、少なくとも、WindowsPCを選択する合理的な理由とはちょっと違う。

　さぁ、私のMac歴、今度は何年続くんでしょうか。。。