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米国の若年層、「ニュースを得るソース」でインターネットがテレビを抜いて1位に

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ITmediaの読者層であれば、「ニュースは主にインターネットから得る」という方が恐らく多数派を占めていることでしょう。インターネットがニュースを得るソースとして主要な存在になるという傾向は、各種調査によって明らかになっていますが、新たな調査結果が米国で発表されています:

Internet Gains on Television as Public's Main News Source (The Pew Research Center for the People & the Press)

The Pew Research Center for the People & the Pressが、米国内に住む1500人の成人を対象に行った調査について。「国内/国際情勢に関するニュースを主にどこから得ていますか?」という質問(与えられた選択肢の中から2つまでを選ぶことが可能)に対して、「テレビ」と回答したのが66%で第1位、「インターネット」は41%で第2位、「新聞」は31%で第3位という結果が出ています。日本よりも新聞の衰退が進行している米国ですから、この順番は妥当といったところでしょうか。

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面白いのは年代別に見た場合。18歳から29歳までの若年層において、インターネットが過去10年の中で初めて首位の座を制しています。テレビについても、他の年代と比較した場合10ポイント以上の差がついており、日本だけでなく米国においても「若者のテレビ離れ」とでも言うべき傾向が顕著になっていることが分かりますね。また49歳以下の世代では、新聞がラジオ並の存在感しか有していないことも明確に示されています。

今後さらにスマートフォンが普及することが予想されていますから、この傾向は鈍化するよりも、さらに進行する可能性が高いのではないでしょうか。全世代の平均を見た場合でも、インターネットが第1位に躍り出る日がすぐそこまでやって来ているのかも?

ちなみに、ちょうど日本においても、若年層においてインターネットが「主要な情報源」となる傾向がさらに顕著になっているという調査結果が出ているようです:

若年層が新聞や書籍、雑誌、固定電話から遠ざかっている傾向がより顕著に (GIGAZINE)

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