もっと、名前を呼んで!の巻
みなさんメリークリスマス!
いろいろな意味で自重気味の世の中のようにみえますが、
せっかくの聖なる日ですから、神聖なきもちで過ごしたいものですよね。
・ 愛の言葉を伝える
・ 家族や大切な人と過ごす
・ 静かな時間を持つ
などなど。
盛り上がったクリスマスも捨てがたいものですが・・・。
私の仕事はおもに個人や企業などのご依頼によっておこなう
ビジネスコーチングをやっています。
年末年始ともなると静かな時間に自由にいろいろなことを考えたり、
ふりかえりをしたりするような話題が多いようです。
今日のテーマは「もっと、名前を呼んで!」としましたが、
私は彼らに話を聞くときに意識をしてその方のお名前を呼ぶように
しています。
(例)
・ 佐藤さんはどのように考えていますか?
・ 田口さんが一番必要なものはどんなことですか?
・ 杉本さんは?
こんな風に名前をかなり口にしています。
それも自然にやっていたことを人に言われて気が付いたのですが、
どうしてもポジションや立場でものを考えている時が多い方に、
自分はどうしたいのか?という個人の意見を問う機会がないのだそうです。
なのであえて個人の意見を聞かれると、感覚的に嫌な感じがすることだったり、
気持ちがやりたい方向にうずいていることがわかりやすいのかもしれません。
どんなにいいアイディアでも、しょせん行うのは人です。
そう考えると、外側にある正しい答えよりも、自分自身が正義だと感じることや、
楽しいと感じるほうには人はアクションを起こしやすく、気乗りがしないものは
そのままになりやすいものです。
どうしても立場でものを考えやすいビジネスシーンではありますが、
いつも心のどこかに「人間がやっている」とうことを留めておきたいものです。
アネゴ企画 上田雅美