オルタナティブ・ブログ > IT大捜査線 THE BLOG >

障害は会議室で起きているんじゃない、サーバルームで起きているんだ!!

マイクロソフトのXbox、インディーズでスター発掘を狙う?

»

本日の日経新聞で興味のある記事がありました。

それはマイクロソフトのXboxの記事。ゲームに関心があるからではなく、マイクロソフトの戦略に関心があるからです。

それは、XNAゲームスタジオエクスプレスの無償提供。
ゲーム機ハードメーカーにとってはゲームソフトの人気で大きく売り上げに左右され、いかにヒットさせるかが成功の分かれ道だと思います。

今回、マイクロソフトはソフトウェアを一般の人が簡単に作れるようにXNAゲームスタジオエクスプレスを無償配布しました。
この中で話題性のあるゲームソフトができればXboxの売り上げにつながるかもしれないし、ゲームクリエーターにとって見れば、自作ゲームを公開して収入を得るチャンスにもなります。

音楽でインディーズとメジャーがあるようにXboxにもインディーズ、メジャーができ、話題性のあるゲームクリエーターはメジャーにデビューする一つのチャンスにもなるのではないでしょうか。

またWeb2.0のようにコンテンツ提供者と利用者の壁がなくなり、また誰でもゲームが作れる、もちろん開発言語とか理解しなくてならないが、そのようなことが○○2.0と言ってもよいならGAME2.0に呼ぶのに相応しいのかなと思いました。

ゲーム会社のクリエーターの発想だけでなく、より多くの発想が集まれば、今までとは異なる視点で開発されるゲームも出てきて、非常に面白い市場になると思います。

そこからいつか大ヒットするゲームが登場するかもしれません。

一般の人がつくるゲームがどのくらいXboxにとって牽引となるか、今後の動向にも非常に興味がある話題でした。

Comment(0)