「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　野茂選手が、戦力外通告を受けてしまいました。39歳。厳しいところです。野球選手としては、横浜ベイスターズの工藤選手のような方もいらっしゃいますが、年齢的にかなり限界点かも知れません。
　しかし、野茂選手がいたからこそ、今の松井選手も、イチロー選手も、松坂選手もあるのだろうと思っています。もちろん、個々人の努力はすごいと思います。しかし、彼らが行く前に日本の野球選手を認めさせたのは、野茂選手の功績が大きいと思っています。その野茂選手が、自己の限界と戦っています。
　引退して芸能界に入る。あるいは、解説者になる、レポーターになる。スポーツ選手には色々な将来があるのでしょうが、野球に固執するという生き方もあるのだと思います。

　さてこれを、私たちビジネスの世界に当てはめるとどうでしょうか。ビジネス界でも、「俺はもう40代だから」などと諦める人がいらっしゃいます。確かに若い頃よりも、記憶力は弱っているかも知れない。フットワークも悪くなっているかも知れません。
　しかし、それもこれも、自分の努力次第ではないかな、とも思います。自分に言い訳をせず、更なる努力をすれば、40代だって、50代だって、まだまだ成長できると思うのです。
　40代の皆さま。「俺はもう・・・」なんて考えず、もう一歩前に進んでみませんか。