「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　トラパパさんの「タクシーが値上げするらしいですが・・・それならもっと取り組むことがあるんじゃないの？」というエントリーに触発されて。
　昨夜、渋谷からタクシーに乗ったのですが、一台目のタクシーの運転手さんも、トラパパさんが仰っているような方と同じような感じ。

　僕：墨田区の○○までお願いします。
　運転手さん：あぁ、そっちのほう分からないんですよね。
　僕：ナビを使えば？
　運転手さん：まぁ、そうなんですけどねぇ。

　渋谷から墨田区なので、都内の中では決して短い距離ではないと思うんですね。ただ、もっと遠い（2万円以上とか）のお客さんを狙っているのかも知れませんが。（流していたタクシーだったんですが）
　僕の場合、だからついつい個人タクシーを探してしまいます。一般的に・・ですが、個人タクシーのほうが道をよく知っている可能性が高いからです。（それでも、ナビが付いていたりしますが）
　
　タクシーの台数は、2006年3月末時点で58,508台（うち法人タクシーが39,832台、個人タクシーが18,676台）走っているそうです。聞くところによるとこの台数は、バブル時よりも多いそうです。
　その主な理由は、認可制から届け出制に変わったと同時に規制が緩くなり、そのことで例えばタクシー３台だけのタクシー会社なんてのも出来たそうです。なので、ずいぶん台数が増えてきたということだそうで。
　この台数が増えて供給過多になっている中で、初乗り料金を50円値上げするのは、本当に正しい判断なんでしょうか。というか、僕は正しいと思わないのですが。
　我が家のある墨田区には、トヨタのファンカーゴというコンパクトカーを使った500円タクシーなんてのも出てきているし（小さい車なので、悪路は相当乗り心地が悪いですが）、トラパパさんの仰るとおり、もっと先に取り組むべきことがあると思います。
　値上げの問題は、東京都個人タクシー協同組合さんでも疑問視されていますね。