「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　個人的な趣味の話しですみません。
　今年（毎年？）散々揉めた三社祭ですが、来年は渡御（神輿が町内を練り歩くこと）中止という決定になったようです。各紙に掲載されるくらいですから、それだけ注目される祭りだったわけでしょう。
　祭り大好きな僕ですが、どうも三社祭だけは参加する気がしません。大きな理由は、今回問題になったことよりも更に地元を鑑みて、あまり地元の人が参加できない神輿であることなんです。全くというわけではありませんが、地元浅草に住んでいる人の中には参加できない人が大勢いらっしゃいます。
　一方、遠方より泊まりがけで担ぎに来る人が大勢います。いえ、遠方の人が担いではいけないとは思っていません。神輿というものは地元だけでは上がらないことも多いため、遠方の力も必要です。が、地元の人が担げなく（楽しめなく）なってしまうのは、ちょっと違う気がしているからです。
　日経新聞に書いてありましたが、それで観光客の減少を気にする声に対して、地元の氏子のためにやる祭りなのだから、という決定になったようです。
　僕もあちこち（最近はめっきり減りましたが）担ぎに行きますが、基本的に「お手伝い」です。お手伝いなので、「ここは地元の人間がやります」と言うのであれば、そこは僕たちの手を離れます。当たり前ですが、地元の方の指示に従います。
　威勢が良いとか、粋であることが大切な祭りの世界ですが、地元のためにやっていることだけは忘れないでいたいと思います。（結局、それが自分の地元にも跳ね返ってくるんですよね）