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2007/06/22

添乗員という仕事

ビジネス
 
社会
 

 今日から広州です。今回は、広州、上海、北京、天津と北上する縦断ツアーです。
 今回の飛行機は、見事に団体旅行に囲まれました。団体といっても、社員旅行とかではなく、いわゆる募集ツアーです。年配中心の、某ツーリスト会社募集企画のようです。
 付いている添乗員は3名。僕の隣も、その一人でした。座るなり、おにぎりを取り出しバクバク。その後もお菓子をモリモリ食べたと思ったら爆睡。食事時を除いて、ほとんど寝ていました。(苦笑
 20代の頃、中国だけで80回の添乗経験を持つ僕としては、添乗員にはいくつかのタイプがあって良いと思っています。というか、いくつかの要素でしょうか。
 1.お客さんと一緒に感動している添乗員。
   添乗員は世界中に行っているわけではありません。一緒に感動しても良いと思います。
 2.痒いところに手が届く添乗員。
   添乗員付きのツアーで来るお客さんですから、言葉も不安だったりします。
   そういったことを鑑みて、先を読んで対応する。これは大切です。
 3.お客さんから学ぶ姿勢満々の添乗員。
   お客さんより添乗員のほうが若いのが普通です。高齢のお客さんに教えるというより、自らが学ぶ姿勢ですね。
 それ以外にも、色々な添乗員がいて良いと思います。ただ、今日の添乗員のうち1名はいただけません。シートベルトサインが付いても、お客さんの横(通路)に座り込んで(話し込んで)動かない。キャビンアテンダントから促されても「分かってる」と言い張って動きません。動いたと思ったら、次の列のお客さんのところへ。。。
 キャビンアテンダントも困り果てていました。
 
 僕は、海外添乗員の最も重要なことは、「お客さんの見本であるべき」だと考えています。添乗員がゴミを捨てたら、お客さんは「捨てて良いのか」と思ってしまうかも知れません。同様に、シートベルトサインが付いて、CAのアナウンスが入っても席に着こうとしない。非常識きわまりない添乗員でした。(50代の女性添乗員・・・)
 添乗員は資格制度である(たぶん、今でも)はずなのですが、資格では常識は教えません。(当たり前ですが)しっかり指導してもらいたいものです、クラ○○ーリズムさん。

kumaboo

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