「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　別冊宝島からLifeHacksが出ていました。サブタイトルは楽しく効率よく仕事する技術です。良いですね。こういう考え方は、大好きです。この本にも、数々のツールや技法が紹介されています。面白いので、ぜひ読んでみてください。たぶん、30分～1時間程度で読めると思います。
　で、ふと考えてみると、ファシリテーションに似ている気がするなぁ、と。LifeHacksの考え方は、元々IT業界の人たちが、いかに効率よく仕事するか、短時間でより良い成果物を出すか、といった考え方から出てきたものなのでしょうね。
　もしこれが、すご～くヒマで、時間は無尽蔵にある人だったら・・・、LifeHacksなんて考える必要がないのだと思います。効率なんか求めずに、たっぷり時間をかけてやれば良いのですから。（それでも、短時間で良い成果物を出す、という考えもあるのですが）
　しかし、仕事をしている人に、そんな人はまずおらんやろう、チッチキチー！（あ、トラパパさんのエントリーで見たネタでした・・・ｗ）
　仕事、プライベート、自己啓発。それぞれの時間を全部足して（あと、睡眠とか食事とか）、1日24時間しかないわけですから、出来るだけ効率よく仕事（仕事のみならず）したいのは、誰しもの考えだと思います。
　ファシリテーションは、例えば会議を効率よく運営し、アウトプットを最大化させる、ツールであり、技法だと思います。（もちろん、その前に概念があるわけですが）
　ファシリテーション単体では、何も意味を成しません。会議もなく、コミュニケーションもない場では、ファシリテーションは何も役立たないし、発揮する場がない。
　ですが、僕の周りには、逆にそんなケースは少ないわけで、むしろ効率化したい会議、オペレーションなどなどがわんさかあるわけです。（皆さんも、大なり小なり、そうなのではないでしょうか）
　なので、ファシリテーションを発揮する場があるのだと思います。
　LifeHacksとファシリテーション。どちらも大切。しかし、それ単体では機能しないことを感じた、最終出社日です。