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2006/11/28

似ているから始まる?

ビジネス
 
社会
 

 NBonlineにこんな記事がありました。

北京モーターショーはそっくりさん大会 「自主開発指令」が模倣を助長?

 あぁ、ようやくここに来たか、という感があります。80年代、韓国に何度か行きましたが、韓国製の車はあまり質が高いとは言えませんでした。ある大手新聞社社長の車に乗せていただいたのですが、後部座席の肘掛けがスポッと抜けたことを覚えています。
 その後、90年代には、デザイン的にも、品質的にも良い車が出てきました。ただ、どの車も似ている。どこかの車に似ているんですよね。更にその後は、ヨーロッパなどの自動車メーカーと提携した車が増えたので、その際に似ているのは別の話でしたが。
 遡って70年代、車ではありませんが、ヨーロッパのコンベンションでは、「日本人にはサンプルを送るな」が合い言葉でした。本当に買いたくてサンプルが欲しい、と思っても、なかなか送ってもらえませんでした。それは、日本人に送ると、すぐに真似て作ってしまうから、という評価だったからです。
 全てがそうではなかったのでしょうが、大半がそうだと思われていたようです。

 車にとって特徴的なデザインとは、真正面や真横からとは限りません。フロントグリルを斜め前から見たときだったり、リアデザインだったりするのだと思います。90年代(前半だったかと)にクラウンを斜め前から見たとき、「あ、ベンツが停まっている」と思ったことがあります。近づいてみるとクラウン。「ん?クラウンって進化すると、メルセデス化していくの?」と感じました。

 車が似るのは、いくつかの理由があるのでしょうね。中国の車が「似ている」のは、どのケースなのかはあえて論じるところではないと思います。
 似ていることが悪か、あるいは進化過程として見守るか。企業の体力と度量次第でしょうが、どうなっていくのかは見ていきたいと思います。

kumaboo

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