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2006/08/08
Web2.0という言葉が使われるようになって久しいですね。最近では、ITとは縁のない業界の方でも、梅田さんのウェブ進化論についてお話しされていたりすることもあるくらいです。その一方、昔からコンピュータに関わってきた技術職の方たちには、理解しづらい概念なのかな、と感じることが何度かありました。
僕の理解は、Web2.0は概念であり、まだまだ答えのないものだと考えています。もちろん、小川さんのように、それを他人に理解しやすい言葉や表現に変えている、エバンジェリストのような方はいらっしゃいますが。
一方、理解できない方たちは、何らかの「答え」を出したがるわけです。「あれこそがWeb2.0だ」という、目に見えるものが欲しいのかな、と。だから、CGMというキーワードを見つけると、そこに執着してしまったり、ということのように感じます。
Web2.0という概念は、むしろ文系の人たち（そういう括りも好きではないですが）のほうが理解しやすいのかな、と。
かなり反論を生みそうな話ですが、僕が最近感じることです。
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コメント
文学部出身で哲学者くずれの私としては、非常にわかりやすく感じるWEB2.0ですけれども。
あれは何というか概念というより世界観なのではと感じます。誤解を恐れずいえば、理系の方は往々にして、世界観を構成するパーツ（例えばmixi1もそうかもしれませんが）を、”これこそWEB2.0"ととらえてしまいがちですよね。
教養主義者にあこがれる俗人の私としては、非常に心奪われる世界観ではあると思います。
乱文失礼いたしました
＞miyamasa12さん
コメントありがとうございます。
なるほど、「世界観」ですか。
確かに「これこそ！」を求める人がいらっしゃるのだと思います。
> 非常に心奪われる世界観ではあると思います。
僕も面白いと感じています。
私はWeb2.0とか分かりづらいですね。
そもそも「Web」を「設置場所のばらばらな不特定多数の端末（PC)を繋げるもの」のような感じで、「Web＝技術（形の定まったもの）」という認識をしていたので、「Web2.0＝概念（形がまださだまっていない）」というのに馴染めないのかなと自己診断をしています。
Web2.0というものがもっと進化して、形の定まらない「概念」から、形の定まった「技術」へ昇華されれば問題なく受け止められるんでしょうけど。。。
ねこまっしぐらさんへ
私も実はよくわかっていないのですが（笑）
WEBという言葉が誤解のもとなんじゃないかとちょっと思ったりします。
ねこまっしぐらさんのおっしゃるようにWEBというのは技術ですし、従来のWEBという技術を便宜的に1.0と呼んでしまったがために、それを超えるものとして2.0という呼称が発生し（実際考えた人は先に2.0ありきだったのでしょうが）、元来技術であるWEBという言葉をくっつけた結果、このようにわかりにく言葉になってしまったのかもしれません。
例えばユビキタスということならば、みなさん比較的簡単に理解できるのです（概念としてのユビキタス、そしてそれを実現する技術たちという構造）。
そう考えると呼び名というのはとても大切なわけで、もっとぴったりフィットする呼称を誰か考え出してくれないかと思ったりします。
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