「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　最近中村さんのご紹介で、ゲリラ流 最強の仕事術という本を読みました。若干くどいところもありますが、ゲリラという言葉をプロフェッショナルに置き換えて読むことができる本です。
　その中で、面接時に何を質問するか、ということが書かれていました。僕もよく面接をするのですが、その際には出来るだけその方を理解しようと努めています。しかしこの本では、もっと深く理解しよう、人柄はどうなんだろうか、どういうことに喜びを感じるのか、といった視点で質問するべきであることが書かれています。

・どんな音楽を聴くか
・好きなテレビ番組は
・好きな男性俳優および女性俳優は
・他の人があなたを表現するときに使う５つの言葉は
・世界中のお金が手にはいるとしたら、何をしたいか
・今から５年後に何をしていたいか　10年後は
・気晴らしに何をするか
・これまでに負った一番大きなリスクは
・崇拝する存命中の５人の名前
・新聞と雑誌は何を読むか
・一番最近読んだ本
・一番最近観た映画
・これまで読んだ中で最も良かった本
・なぜ当社で働きたいか
・私が尋ねていないことで、尋ねられるべき質問はあるか

これだけ全てを、一つ一つ会話を交わしながら質問すると、ずいぶん時間がかかるのではないでしょうか。

　しかし、これだけ聞きまくると、その方をかなり深く理解できるように思います。質問項目が、作られたものではなく、聞きたいことが網羅されているのかな、と。
　本当に人を知りたい、ということは、こういうことなのでしょうね。思わずノートに書き出しました。