「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　今更ながらですが、ブログについて考え始めています。自分自身のホームページを持ったのが97年だったと思います。（まだ10年も経たないんですね）その頃は、自分の仕事のことは少しだけ、趣味の祭りのこと、ペットのウサギのこと、近所の美味しいお店情報などを、確か週次くらいで更新していたと思います。それ以外に、掲示板もありましたね。そこで、祭り情報を交換していました。
　共通の趣味を持った友だちとの、情報交換を目的としていたと思います。お互い、撮り合った写真を交換したり、と。
　では、現在のブログとは何が違うのでしょう。
　　　コメント機能が付いた。⇒掲示板にも似ていますね。
　　　トラックバック機能が付いた。⇒この機能は新しい。但し、RSS自体は新しいわけではないですね。
　　　日記形式⇒これは、そういうツールがありましたよね。
　そう考えると、そんなに技術的にすごく進化したツールではないのですよね。だったら、なぜこんなに普及したのでしょうか。

　一つには、気軽さゆえの本音の暴露（表現が悪いですが）があるのではないでしょうか。
　辺見えみりさんのブログを見てみると、ご主人の木村祐一さんとの横浜デートが、とても楽しそうに書かれています。どんなに楽しかったのか、が伝わってきます。
　こういったリアル感、雰囲気の伝え方は、その方の文章力でもあるのでしょうが、過去は絶対数が少なかったこともあり、こういった楽しい個人発信のホームページって少なかったように思います。僕は見たこと無かったです。
　毎日、あるいは頻繁に書くようになり、本当の日記のように自分と向き合えるようになったのでしょうか。それとも、皆さんの性格のオープンさゆえ、でしょうか。
　自分と向き合ったブログは、僕たち他人が読んでも楽しいです。