「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　プロジェクトによっては、会議に出るたびに資料が配付されます。参考資料だったり、実績数値だったり、目標だったり、結果だったり。。。

　これだけ多くの資料を、きちんと目的わけしてファイリングするということだけでも、結構な時間を労します。

　では、書類は要らないか？う～ん、そうもいかないですねぇ。なぜなら、全員が全員、同じレベルでプロジェクトを推進しているとは限らないから、です。

　皆さんのプロジェクトでは、どれだけの書類が利用されているでしょうか。一回目を通せば良いもの、保存が必要なもの、チームで一つあれば良いもの、個々人に配布しなければならないもの、色々あるのではないでしょうか。

　僕のデスクも、ともすると書類の山になってしまいかねません。それだけ、すぐにファイリングしなくても良い書類がある、という事実でもあるように感じますが。

　企業によっては、ペーパーレスを推進されているところもありますが、一切紙を使わない企業もあれば、オフィス内で多少は利用するが、保存資料としては使わない、といったルールを導入されている企業もあるようです。

　そもそも目的は、紙をなくすとかいったことではないのだと思います。プロジェクトや事業を推進する上で、障害になれば紙をなくすでしょうし、必要があれば利用するのだと思います。

　そこを考えずに、無闇に紙を配布している姿も、時折見かけます。目的はなに？その配付資料で、何をアウトプットとして求めているの？

　これをはっきりすることで、デスクは格段とキレイになるように感じている、今日この頃です。