ITmedia 総合 | ITmedia News | ITmedia エンタープライズ | TechTargetジャパン | ITmedia エグゼクティブ | ITmedia +D PC USER | ITmedia +D Mobile | ITmedia +D LifeStyle | ITmedia +D Games | ITmedia ショッピング | ITmedia オルタナティブ・ブログ | ITmedia キャリア

Alternative BLOG navi

カレンダー

2009年12月



1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

2006/01/06

身の丈を知る必要性

ビジネス
 
社会
 

 今回は、僕が敢えて避けてきた題材、心の問題です。まずはITメディア自分戦略研究室第22回 心のサイズに合わない服を着ていませんか」をご覧ください。
 ここで出てくる「服」というのは服装そのものではなく、上司のことです。バリバリ働く上司の真似をしたら、部下がついてこなかった、という話しです。いかがでしょう。身の回りでも、同じことが起きていないでしょうか。
 これは上司の真似の問題だけでなく、自分に合わない仕事自分に似合わない生活、全てを含むと思うのです。例えば、東京で働くことが良いんだ!と思いこんで東京に出てきた人間。(僕ですね(^^;)本当に東京の水が、自分に合っているか、とか。
 ITバブル期に、IT企業で働くことが格好良い、と思ってSEになった方もいると思います。僕の知り合いにも、SEになって数年経って、結局は別の業種、違う職種に移られた方もいます。

 僕は40歳になって初めて、自分の身の丈を知った気がします。(遅いですねぇ・・・)自分の身の丈を知ると、とても気が楽になりました。そもそも僕のような脳天気な人間が、心の病に陥ることはないと思うのですが、身の丈を知ることでその可能性は更に下がったと思います。
 これは、成長というものと表裏一体なので一概には言えないのですが、必要以上に背伸びをしてしまう人には、陥りやすい問題です。プロジェクト内にこういう方がいると、他のプロジェクトメンバーに大きな影響を与えます。プロジェクトの状況如何では、その人を外さざるを得ないことも出てきます。
 心のサイズ、とは分かりやすい表現をしていただきました。間違いなく、心にもサイズがありますね。LサイズやXLの人も居れば、Sサイズも居るし、大人になってもキッズサイズも居るかも知れません。
 自分の心をサイズを理解せずに、ダボダボのXLサイズを装っても似合わないのだなぁ、と感じた今日この頃です。

kumaboo

この記事をソーシャルブックマークに保存しませんか?

コメント

2006/01/06 22:00

みゃみゅ玉子です。

> そもそも僕のような脳天気な人間が、心の病に陥ることはないと思うのですが
僕もそう思っていた1人です。。。
しかし、見事に鬱病になってしまいました。
友人が鬱病(とPTSDの合併みたいな感じ)にかかっていて、いろいろと心については調べていたおかげで、早期発見&早期治療ができたため、現在はそんなに悪化しておりませんが。

思いもよらない人が思いもよらないタイミングで心の病にかかりますので、ご注意を・・・
って、脅してるわけではありませんよ。(^^;

2006/01/07 11:24

>みゃみゅ玉子さん
コメントありがとうございます。
なるほど、そうなんですね。アドバイスありがとうございます、気をつけます。
僕も周りの環境から、かなり勉強しました。(鬱、心身症、アルコール依存症)早期発見&早期治療は重要ですね。
今後とも、よろしくお願いします。

2006/01/08 01:04

 PMの話題とは少しずれますが、最近特に思うっていることが、身の丈を知らずに経営者になってしまい、後々苦しむ経営者がものすごく多いのではないか、と。特にIPOを目指すベンチャー経営者はこの葛藤に苦しんでいるのではないでしょうか。自身の身の丈もそうですし、経済的な自由を目指したはずが、どんどん利害関係者に束縛されていき、こんなはずではなかった、と・・・。神田昌典氏の「成功者の告白」にも同様の事が綴られていますよね。
 自分の今のスタイルであるプロワーカーは独立起業して会社を興して社長になるというのとは異なる独立スタイルですが、捉え方によっては、社長になる前の戦略的モラトリアムとしてプロワーカーを選択肢にするのもありではないかと思っています。
 「自分は本当に社員を抱えて、多くの利害関係者を巻き込んで事業を続けていく事ができるのか」という腹くくりができるか見極める期間としてプロワーカーという生き方をしてみる、ということです。
 大木さんから「人を増やさないの?」と何度か問われ、お茶を濁していた自分の回答が実はここにあったりします(笑)。

2006/01/08 07:03

>AZさん
ありますね、それは。
また人を抱えても、大きくしなければ旨くいくのに、というケースも見受けられます。「10人の会社の社長」と100人、1,000人はそれぞれ色々な面で違うものを求められるのだと思います。会社のサイズは、4人、15人、30人、50人というところが切り替わり目だと考えています。4人と15人では、部下に対する配慮の仕方が変わるからです。
成功者の告白には、その辺りの葛藤が描かれていますね。実際には、もっとドロドロしているのでしょうが。
時々「社長になる」ことを目的とする人がいたりします。このケースが、一番そういった問題が起きやすいのかな、と思ったりしますね。

コメントを投稿する






オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

トラックバック

トラックバックURL:

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/2887103

トラックバック・ポリシー