2009年12月
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2005/12/07
明日、社内プロジェクトのクローズアウトミーティングを行う予定があります。このミーティングの目的は、Lessons Learnedです。PMBOKでは、教訓と訳されています。
そのために振り返りを行います。通常は反省会などと呼ばれるのでしょうが、反省会と言われると「反省しなくては」とばかりに、一生懸命、悪かった点をほじくり返す人がいますが、それは間違いだと思います。
もちろん良くなかった点もあるのでしょうが、0%も良いところがなかったプロジェクト、というのは考えにくい。また一方、100%良かったところしかないプロジェクト、というのも、これまたあり得ないのではないか、と思います。だとすると、振り返りでは、良かった点と悪かった点の両方を振り返らなくてはなりません。それが、クローズアウトミーティングで必要な作業です。
良かった点は、元々プロジェクトメンバーが持っている知識や経験に基づき、うまくいったのか。あるいは、何か偶発的なことで良かったのか。偶発的だとすると、実は何が良かったのか、を振り返る必要があります。そして、その良かったプロセスを共有し、記録し、今後に活かしていくべきです。何せ、良かったのですから。
一方、悪かった点については、ついつい悪かった点に携わっていた「人」にフォーカスしがちです。しかし僕たちは、そこにフォーカスしても、誰かを責めるだけで、何の教訓にもなりません。強いて言えば、「今後はその人に依頼しない」という答えが出てくる程度でしょうか。
悪かった点を振り返るのも、良かった点と同様に、悪かった原因を探し、共有し、二度と起きないようにすることが必要です。ただ良かった点と違うのは、悪かったプロセスを共有するのではなく、悪かった点に至った原因を追及し、同じ原因が発生しないようにしなくてはなりません。プロセスだけの共有では、モグラ叩きになりがちだからです。
世の中には、何度も同じ失敗を繰り返しているプロジェクトマネージャーがいます。いえ、本人は違うことだと思いこんでいるのですが、周りから見るとプロセスは違っても、原因は「同類」であることが多いので、「同じ失敗」と感じるわけです。
ではそのプロジェクトマネージャーが無能なんでしょうか?必ずしも、そうではないと思います。そうではなく、きちんとした振り返りが行われず、共有されず、教訓として残っていないだけなのだと思います。
クローズアウトミーティングというと、「打ち上げ会」と勘違いしている人がいますが、その前にきちんとした振り返りを行うことで、再発を防ぐことに時間を費やすべきだと思います。その後の飲み会は・・・、僕も好きです。
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