2009年12月
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2005/10/26
僕の手帳のトップページには、ある本から学んだ言葉を書き記してあります。
「プロジェクトは本来、何もコントロールしないと失敗するものである。
そう考えることで、プロジェクトの成功確率は上がる。」
プロジェクトマネジメントというものは、簡単に言うと「プロジェクトが成功するように、責任をもってやります」ということに尽きると思います。
では、プロジェクトの成功って、いったいどうなれば成功だと言えるのでしょうか。誰が成功したと思えば、プロジェクトの成功ということになるのでしょうか。
少し哲学的な質問になってしまうかも知れませんが、シンプルに考えてみたいと思います。
まず、受注者にとっての成功とは、仮に「○○管理システム開発プロジェクト」とすると、そのシステムを予算内&納期前に出来上がったら成功、といえるかも知れません。
しかし、顧客にとって「しまった、伝え間違えた」というような、原因はともあれ仕様違いがあった場合や、機能要件を満たしていないものが納品されても困ります。これは決して、成功とは言えないプロジェクトということになります。
一方、顧客が満足しても、受注側が困っている、例えばコスト増大や期間オーバーといったことが起きるのも、やはり成功ではないと言えるのではないでしょうか。また、プロジェクトメンバーが、プロジェクトに起因するストレスで病気になってしまう、といったものも、成功とは言いづらいかも知れません。
Win-Winという言葉がありますが、本当にWin-Winは存在するでしょうか。
これはもし、受注者と顧客が、最低限のコミュニケーションしか取らずにプロジェクトを遂行すると不可能なのだと思います。
コミュニケーションを密に取り、多くの意見を交わし、「成功イメージを摺り合わせる」作業が行われる必要があるのだと思います。
「こう言ってたんだから、これで良いんじゃないの~。」などと言っているようでは、成功に近づくことは出来ません。いや、出来る可能性が限りなく「0」に近くなると思います。
本当に「成功したい」という強い気持ちがあるなら、もう一歩踏み込む。「また来たの?」などと言われても、もっと顧客と会話する時間を増やし、意識を合わせることが重要です。
プロジェクトは、人が行うものです。機械だけで出来ることは、プロジェクトにはなり得ません。そして、人が行う以上、コミュニケーションは必須です。
成功するという、強い意志を持つ。そして、成功イメージを摺り合わせる。このプロセスなくして、本当の成功は難しいのだと思っています。
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コメント
PMでプロジェクトは決まります。会社が社長で決まるように。PMには本Blogに有るように「強い意志」が必須ですね。Manager論とLeader論かなり重複すると思います。そこで彼らが一番困っている事は「見えない」事ではないかと思います。プロジェクトの成否は見えるようにするツールとPMで決まるでしょう。時にそのツール(PMへ報告する部下という場合も有ります)の結果が不確かだとどんなに優れたPMでも難しいでしょうね。最近発刊の「見える化」という本、面白いですよ。ファシリテイトにも興味有ります、また教えてください。よろしく。
宇野澤さん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。部下の報告を鵜呑みにするかどうか、もメンバーシップにかかっています。
で、結局のところ、間違った報告をした部下が悪いのか、あるいはやはりその上長なりPMの問題なのか、ということになるんでしょうね。
僕は、社内で何が起きても、上長(結構、自分の首をしめた発言ですが)の問題だと思います。結局困るのは上長であるわけですから。
#書籍は、早速購入いたしました、ありがとうございます!