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2005/10/28

ダブルチェック(みんなで勘違い)

ビジネス
 

どのような仕事でも、二重にチェックをかけることで、ミスを未然に防ぐことが出来ることは、誰でも知っていることです。(怠るケースもあるとは思いますが)
さてでは、「ダブルでチェックをかける」ことは、ミス防止にどれくらい貢献できるのでしょうか。これまた、意味不明な疑問ですみません。
「ダブルでチェックをかける」ことで、チェックしないよりは良い、ということは歴然としています。一方、「同じチェック」を二回かけると、同じ「見逃し」や「勘違い」をする可能性もあります。「だったら、二回もチェックするなんて手間だから止めよう。」というのは、短絡的です。
僕は、二度チェックをかけるには、「クロス・チェック」をかけるべきだと思っています。クロスというのは、文字通り縦方向のチェックに対して、横方向からかける方法です。すなわち、違う方法でチェックをかけるわけです。

例えば、お小遣いが1,000円あったとします。その後いくつかの買い物をして、残金を確認すると、使った額がわかります。この方法がひとつ。
もうひとつの方法は、使った金額を積算していく。すると、残金がわかります。これで相互の数字があっていれば、クロス・チェック終了です。
さて、我々の周りにあるプロジェクトは、そんなに簡単でしょうか。もちろん、複雑なものがたくさんあります。しかし、だからといって、同じチェックを繰り返していても、ミスの確率はある程度存在することになります。
ミスを限りなく0にすることも、我々の重要な仕事のひとつです。だとすると、別のチェック方法を探し出す努力が必要になります。
システム開発であれば、仕様から追っていく方法と、機能から確認していく方法など。

しかし現場ではどうでしょうか。とかく、「確認作業」が目的化してしまってはいないでしょうか。テスト、QAが目的になってしまってはいないでしょうか。僕の周りではときどき・・・、よく起きます。本当の目的が分からないで、確認作業をしてしまい、大切なところを端折ってしまったりしています。「確認しました!」という言葉を鵜呑みにしてしまう。何を、どのように、どこまで確認したか、を聞かずに終了。

プロジェクトは網羅性が重要です。当然、テストもQAも網羅性が問われます。何が出来たら、本当にOKか、が重要です。
「あ、しまった」がないような、仕事の仕方をしたい、と思います。

kumaboo

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