異聞か、異文化:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 異聞か、異文化

外資系マーケ担当としてのクロスカルチャーな仕事と日常

« 2006年8月30日

2006年9月14日の投稿

2006年9月19日 »

9月12日火曜日より、アジア最大のロジスティクス・イベント『国際物流総合展2006』に出展しています。
4日間での参加者が、例年10万人を超える物流に特化したこのイベントは2年に1度の開催なので、各社とも大変気合が入っています。

国際展示場の東3、4、5、6ホールで開催している大型イベントであるのと、大手のマテハンメーカーなどが100コマを超えるブースを構える中、ささやかな弊社ブースにご来場頂くのは中々大変です。
そんな我がブースですが、一日に何度か人だかりができる瞬間があります。

それは、物流業界で大変著名な湯浅コンサルティングの内田氏、芝田氏のご講演の時です。
ブース内の席数は9席しかないのですが、人垣が2重、三重となり、立ち見でご見学されています。
事前に弊社Webと物流のネットニュースに流したので、この講演を目的としてブースに足をお運びくださる方もいらっしゃいます。

弊社社員ももちろんプレゼンテーションを行っていますが、著名なコンサルタントのように事前からの集客は難しいのが現状です。そんな中でも、人の足を止めるプレゼンを行う才能持ち主がいます。
Sさんがステージに立ち、1-2分もすると、どんどん人が立ち止まり、集まってきます。
プレゼンテーションの内容もさる事ながら、声のトーンや立ち居振る舞いなどが人を惹きつけるようなのです。
自信に満ちたその説明振りは、見ていて本当に羨ましくなります。

私はプレゼンを聞く機会は多いのですが、自分自信が人前でプレゼンをするという機会は、ほとんどありません。以前英語でプレゼンテーションを作成し、発表するコースを受講した際に、初めて人前で立ってプレゼンテーションを行いました。
自分の発表風景を後で録画したビデオで見たのですが、声は上ずり、上半身は不自然にユラユラ。
こんなに揺れているとはビデオを見るまで全く気がつきませんでした。
いつもは人様のプレゼンを聞いて『「えー」が多いです』とか、『図を指し示しながら、説明をした方が良いと思います』などと偉そうに、フィードバックを返していましたが、聞くとやるでは大違い。
行き交う人を立ち止まらせるようなプレゼンには、程遠いものでした。

ブースの集客といえば以前は抽選会などが良くありましたが、私は抽選会を行おうとは思いません。
今までの経験で、集まるアンケートの数は増えても、ビジネス・リードが増えた事がないからです。
今後も物より内容で集客ができるようなブース作りを目指したいと思います。

miho

« 2006年8月30日

2006年9月14日の投稿

2006年9月19日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

石川 美保

石川 美保

ケニア、バグラディッシュなどで幼少時代の7年間を過ごす。かつては5ヶ国語を話す子供であったが、帰国後日本語以外の言語を全て忘れる。米国系SCMベンダーのマーケティングを経て、現在は(株)フェイスのIR広報室マネージャー。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
ibunka
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ