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外資系マーケ担当としてのクロスカルチャーな仕事と日常

レーシック体験記2~術前検査&手術当日

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明日、14日は1週間検診です。
術後の違和感もなくなってきて、経過は順調な気がしていますが、お医者様にしっかりチェックして頂こうと思っています。

●手術前検眼
目の状態が手術に適合するかどうかを確認する必要があります。
私の場合は、ソフトコンタクトと眼鏡を併用していたので、1週間ソフトコンタクトを装着しない期間を設けてから、来院するように言われました。

2月5日月曜日。検査は約2時間掛かりました。
様々な機械を覗き込むこと、およそ20回。
眼圧、角膜の厚さ、暗がりでの視力、黒目の大きさ、などなど・・・ありとあらゆる検査を受けます。眼圧を測る際に目に空気を掛けられたり、麻酔をしているので痛くはないのですが、眼球に器具を当てられたり、検査だけでも気の小さい私は、はふはふしてしまいました。
この検査で要注意なのは、瞳孔が開く点眼をされるという事です。
瞳孔がパッカーンと開いた状態だと、黒目が通常より大きくなり、夜の猫の目みたいになります。大変眩しい上に、近くが見えません。直射日光の外なんて眩しくて歩けませんし、手元の書類なんて全然読めません。3-4時間程で元に戻るのですが、検査の日は少なくとも半休は取った方が良さそうです。

当日すぐに結果が出て、私の目はイントラレーシックに適合するということでした。
角膜が薄い、乱視が強い場合には、別な方法の手術を薦めらる場合があるということです。

●手術当日
私は検眼の翌日に手術を受けました。
手術を待つ間に、会計を済ませ、麻酔の点眼し、術後の説明を受け、内服薬と点眼薬を頂きます。そして、手術前の検診を受け、シャワーキャップのような物と名札を着けて手術室に向かいます。

・第1の手術室
 ここでは、FS60レーザーを照射してフラップ(ふた)を作ります。
 手術台に横たわり、目を器具で全開に開けれられます。
 痛みは全く無いのですが、ほんの数秒目が見えなくなります。
 目が開いているのに、目が見えないという怖い状態が起こります。
 また見えるようになって間も無く、光の中心を見えてくださいと言われ、FS60レーザーが 
 照射されます。
 産まれてこの方、体験した事の無いような圧力を目に感じます。
 「24秒です!」という声が聞こえました。
 痛くは無いのですが、もう耐えられない!と思った頃に「あと、5秒です!」という声が。 
 右目が終わると同じ事を左目にも行います。
 これが手術の過程でもっとも辛かったパートでした。
 この工程が終わると、看護師さんに支えられながら、第2の手術室へ徒歩で向かいます。
 痛くはないのですが、精神的にぐったりしてフラフラしてしまいまいました。

・第2の手術室
 第1の手術室のはす向かいに、第2の手術室がありました。
 先程とは別のドクターとチームが待っています。
 今回は上瞼と下瞼を器具ではなく、テープで止められます。
 「赤と緑の光が見えますから、それを目で追ってください」と言われます。
 準備が整うと、エキシマレーザーを照射されます。
 「出力25%です、50%です。」という声が聞こえ、ちょっと宇宙戦艦ヤマトを彷彿します(笑)
 痛みはゼロなのですが焦げたような匂いがして、「わわ、本当に照射されてるんだ!」
 と実感します。
 その後、目に消毒の為、水のがジャボジャボ掛けれられます。
 動いちゃイケナイ!という怖さがありますが、この工程は比較的楽でした。

・回復室
 手術が終わると、同じく看護師さんに連れられて回復室に向かいます。
 ここで、15分~30分お休みします。
 精神的にぐったりしているので、ちょっと眠ってしまいたい所ですが、目が乾くので
 寝てはいけないと言われます。

・手術の後の検査
 薄明かりの元、再度検査を行います。
 手術は大変良好との事でした。

●帰り道
 病院で貰った、眼鏡を装着して帰ります。
 ちょっと視界がにじむ感じはありますが、駅名の表示が見えて既に視力が回復しているのが
 判ります。見えなかった物が見えるようになるのは、すごく不思議な感覚です。
 電車に乗って暫くすると麻酔が切れてきて疼痛が始まりました。
 手術当日は、点眼薬を指示通り、1時間置きにささなければなりません。

次のレーシック体験記3では、とても大切な術後のケアなどについて、書きたいと思います。

レーシック体験記1~手術決意から病院選びはコチラから

  レーシック体験記3~手術後の1週間はコチラから

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