異聞か、異文化:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 異聞か、異文化

外資系マーケ担当としてのクロスカルチャーな仕事と日常

« 2006年7月27日

2006年8月2日の投稿

2006年8月4日 »

ORICON STYLEのリサーチ『今も昔も「This is a pen」?日本人が最初に覚える英語!』という記事の中に『日本人が最初に覚える英単語ランキング』がありました。

男女とも、1位 hello 、2位 apple 、 3位 pen だそうです。
Helloはともかく、何で apple と pen?と英語圏の人から思われそうですが、私を含めて30歳以上の方の教科書のほとんどは、
This is a pen.
This is an apple.
から教科書が始まり、不定冠詞を学んだのですよね。

コレハ ペン デス
コレハ リンゴ デス
こんな文章を使う機会は日本語でも英語でもありませんが、インパクトだけは強かった!
日本の英語教育の結晶をみたような気がします。

先日、中学生の教科書を見る機会がありましたが、もっと実践的な会話に改訂されていて安心しましたけれど。今の中学生が大人になる頃にはランキングは変わるでしょうね。

私がケニアに移ったのは、3歳の時。もちろん英語は全くしゃべれませんでした。
「あら、奥様お元気?」と母や近所の方のしゃべり方をマスターし、3歳児とは思えない程、おしゃべりだったという私。
スワヒリ語を話す乳母や英語を話す幼稚園の子達との遭遇はかなりショックだったと思います。
そんな私が初めて覚えた英単語は "mine"だったそうです。
幼稚園ではおもちゃの取り合いなどがあり、「It's mine!」と主張しなければ生き残れなかったのでしょうね。
そして、3ヵ月後には不自由なく会話していたと親から聞いています。

あの時の順応力があったなら、フランス語、中国語なんかも勉強したい30年後の私です。

miho

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プロフィール

石川 美保

石川 美保

ケニア、バグラディッシュなどで幼少時代の7年間を過ごす。かつては5ヶ国語を話す子供であったが、帰国後日本語以外の言語を全て忘れる。米国系SCMベンダーのマーケティングを経て、現在は(株)フェイスのIR広報室マネージャー。

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