「アデランス、スティール提案可決」の意外
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アデランスホールディングスの定時株主総会が28日開かれ、筆頭株主の米系投資ファンド、スティール・パートナーズ・ジャパンが提案していた取締役選任案を賛成多数で可決した。(読売報道)
マスメディアの報道から受けていた印象では、「ユニゾン優位」だったので意外だった。
ユニゾンは25日、資本提携するためのTOB条件を見直し、従来よりも200円高い1200円とした。また、5号議案に入っていたユニゾンのTOBにアデランスが自社株を応募する議案を総会前に取り下げた。
議決権行使助言会社2社がスティール側についたことなどが背景だが、直前になっての条件変更などが、株主に「狼狽」との印象を持たれた可能性もある。
記者会見でも、スポークスパーソンの軸がぶれると、翌日の紙面はネガティブな露出になる。
軸がぶれなければ別の結果になったかもしれない。
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