プレゼンテーションしてないメディア記事の乱発について
仕事柄、ジャンルを問わずにあらゆるメディアを読むようにしていますが、キーワードで飛びがちなのが、「貧困」「未婚」ということです。特に、より「女性」寄りの記事があります。
このキーワードを出していると、割とPVも取れやすいのか、ネット上に有象無象にあります。さて、ここで問題なのが取材をして事実を述べている新聞関連メディアなどは別として、感覚的に書いていたり知り合いの数人に聞いて書いてある記事があまりにも多いことです。
先日、ある有名人が「未婚」について語っていて炎上していました。データを取って何か裏付けがあっての発言ではなく(内容が、どちらかというと悪口的に読めたので。)、戦略的な「炎上マーケティング」か、はたまた本当に知力が足りなくて発言したのかは定かではありませんが、自尊心が低いとそういった記事が「自分のことなのでは。どうしよう。」と思ってしまうようで気にされていた方も多い故に炎上したのだと考えてます。
ただ、実際に結婚恋愛メディアのライターや記事を投稿している方やそういった発言をしている方が、恋愛や結婚に詳しいかというと、失礼ながら真逆の場合も結構あります。(単純に、仕事として請け負われている方も多いですし、メディアジャンルとしては、割と幅を利かせている分野なので。私は、請け負うジャンルを決めているので、このようなジャンルの記事は書いていません。)
「貧困」「未婚」など、問題提起を元に記事が多発するのは結構ですが、その記事自体が、知り合い数人に聞いた内容だったり、
ひどいものですと、ネットに転がっている内容をつなぎ合わせたり、空想で書いていたりとあります。
メディアが乱発して、ルールを知らない書き手が増えている所以で、記事内容が低レベル化しているからでしょう。1年したら淘汰されると思いますが、ここ最近は、プレゼンテーションになっていない記事が乱立しています。仕事のプレゼンテーションで、事実に基づいていなかったり、金額が違ってたりしたらまず取引しないですよね?
あらゆる問題を解決する策は、戦略を立てて実行する、PDCAを回すことというのは、ビジネスでもプライベートでも大きく変わりはありません。ある有名企業の役員の方(男)は、結婚のための戦略というのを立てて、PDCAを回した上で成婚されているという話も聞きます。メディアの「記事」は今乱立しており、故に経験値の高くない(=専門性もない)のに、発信されている記事も多いです。
大事なのは、すべて「戦略」と「PDCA」なので、何か悩みがあっても人や事実に基づいていない乱発メディアに惑わされずにしましょう。