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似て非なる「人望」と「人脈」について

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最近、「人望」と「人脈」の違いについて考えることがあります。似て非なるこちらの言葉の意味ですが、

・人望:ある人が世間から受ける非常によい評価、評判
・人脈:ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり

と人望は評価に繋がるもので、人脈はただただ人と繋がっているということです。どちらをより強めた方が良いかと考えると、言葉だけ見ると「人望」となると思います。「人望」と「人脈」はイコールではないので、両方を同一人物を対象となりうることは無いでしょう。「人望」があるのが例え数人単位でも、心が豊かになり安定した心で過ごせると思います。「人脈」は多ければ多いほど、ビジネスでは役に立つと思います。

たまに、「人脈」という言葉が嫌いで、「人脈」とは声を掛ければ支援をしてくれる人がいること、「人脈」が広いとはそういうことだ、と言われる方がいらっしゃいますが、こちらはそもそも「人望」と「人脈」をはき違えていると言わざるを得ません。

「人望」という対象の方に、ビジネスの話や営業をすることはできるものでしょうか?ビジネスの話をする対象は、「人脈」という意味で繋がっている人へのことです。よくFacebookなどで、友達3,000人とかいらっしゃる方は、きっと「人望」を求めているのではなく、「人脈」として割り切っているんだなと思います。

要するに、人望が無くてもビジネスはできますが、人脈がないとできません。人望があれば、人生は豊かになりますが、ビジネスには繋がりにくいです。

人望と人脈は別物なんだな、と考えています。

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