オルタナティブ・ブログ > Internet is like a box of chocolate. >

IT×教育のイノベーションをメインテーマに情報をお送りします!時おりWebマーケティングネタもUP!

SEO終焉と言われ続けているが、それは果たしていつなのか?

»

仕事の一環で、SEOの歴史を色々調べていたときにとても興味深い記事を見つけました。

Search Engine Land
http://searchengineland.com/2015-seo-playbook-half-decade-edition-210082

google-white2-algorithm-seo-ss-1920-800x450.jpg

SEO衰退という何とも大胆な内容です。


SEOも過去10年間で、クリック数、metaキーワード、有料リンク、など変わってきています。
SEO提案という立場も提案される立場も両方経験していますが、外部リンク業者というのは数年前にあった会社が方向転換しているというのは事実としてあります。

特に、外部リンクが流行っていたときは、参入障壁が低いため沢山SEO会社が出てきており、営業する側が素人の場合も多いため、提案もよく分かっておらずにパワー営業で提案しているような会社も多かった様です。そのため、パワー押しで購入してあまり上手くいかずに怖くなってしまった方もよくお話として聞きます。

今はコンテンツの時代といわれていますが、コンテンツの時代というのは至極納得のいくことで、自分の行動を振り返ってみると、何かをインターネット上でアクションを起こす場合は、

・SNS(Facebookやtwitterなど)で人がシェアしていた情報から興味を持って購入
・検索した際に上位に出てくるまとめサイト(Naverまとめなど)をチェックして購入
・ニュース系まとめサイト(スマートニュースやグノシーなど)を閲覧していて、
良いと思ったものをチェックして購入

ということが個人的には最近多いです。実際に物を購入する際は、多少高くてもアマゾンので購入してしまうことが大半です。

上記については、全てコンテンツ重視になっており、検索した時にまずはまとまっているサイトをチェックするということです。ただ、結局検索して何かを探すときに、まとめサイトを見ているので、まとめサイト自体が上がるようにSEO対策を意識(Naverまとめなどのサイト側ではなく、コンテンツ作成側が)していないと意味がないと考えてます。

ただこれは、あくまでも個人としてのお話ですし、価格重視の方やデザイン性重視の方、ロールモデルがいてその人に憧れて商品を選ぶ方、実店舗で見てから商品を購入する方などいろんな方がいらっしゃいます。

それでは、完全にコンテンツ重視で元来のSEO概念はあまり必要無くなってしまうのでは、、というとそうでもないな、と考えています。

最近、上場企業マーケティング担当やサイト管理者とお会いすることが多いですが、SEOもっと上位表示させるにはどうすれば良いのかとご相談いただくことがあります。ちなみに、BtoB業態です。ただしこれは競合も力を入れいている中で、どうすれば1位を獲得できるのかという相談であり、既に基本的なSEOは知っているという前提です。こういった難易度の高い案件が増えてきていると肌で実感しています。Google自体で検索エンジンが無くなることも、検索エンジンで探すことが無くなるということも、なかなか想像できない状況ではありますね。

Comment(0)