ビジネスで言ってはいけない言葉とは?努力?頑張れ?
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先日、衝撃を受けたことが言葉があります。それは、「努力が見えにくい」という言葉です。ビジネスで、「努力」という言葉を出す時点で、ビジネスルールが分かっていないんだなと思います。ビジネスで努力が必要ないことはないですし、そもそも努力は人に見せるものではない。
仰った方はたぶん今まで努力をしたことがなかったり、努力の語源を知らなかったりと知識や経験不足の面があるのでしょう。
そうと言って、「努力」という言葉がビジネス上でNGかというとそれは使い方次第だと考えています。例えば、何か成果が出ない時には、「スキル面が足りないからだ」と言われれば、そこで止まってしまいます。「○○のスキルを上げる努力をすれば○○に達する」と言われると、具体的かつ実践的で意味のある言葉になります。
「進捗どうですか?」ではなく、「困っていることはないでしょうか?」や、「頑張ってください」と言われると、心の中ではそれは頑張っているよ!と思われてしまいます。「あなたならできるよ。」と後押しする言葉や、「こうした方が良い」というアドバイスが最適だと考えます。
要するに、「努力」「頑張れ」「進捗どうでしょう」という言葉は、ビジネスで単体で使う言葉ではなく、「○○という努力」「○○を進めると○○になる」と実践的かつ具体的でないと、応援に過ぎなくなってしまいます。
ビジネスとプライベートでの言葉の使い分けは非常に大切です。プライベートで、「頑張れ」や「努力」という言葉を言われるととても嬉しいものです。ただだ、ビジネスでは使える時間は限られているので、意味のある言葉や実践的な言葉を使っていくことはマストですね。
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