「受領しました」という受領確認メールを廃止すると売り上げが向上する件
これは完全に私見です。
そもそも売り上げが上がらない会社は、「受領しました」という受領確認メールを廃止するだけでは、ダメなケースも多いです。
ただ、好転するケースも多いと思い、書いてみました。
社内でも社外でも何らかのファイルやメールを送ると思うのですが、その際に「確かに受領しました。」みたいなメールを送ってくる人がいます。
その企業では、そのように教育されたり、そういう文化だと思うのですが、その受領確認メールはなくてもよいと思うのです。
ちなみにわが社にはありません。
届いていなくて、困るようなら、受け取る側が催促するからです。
毎日かなりの量が届くメールに対して、都度、「確認しました」メールを送る時間と、受け取る側が見る時間を全社員分合算すると相当無駄です。
その無駄な時間を収益に直結する時間に割り振った方がいいですよね。
ちなみにこの受領確認メールは無駄な時間を作るだけでなく「仕事やった気になる文化」の一翼を担っています。
他にもなくてもよい作業はたくさん存在していて、それらは全て「仕事やった気になる文化」の一翼を担っています。
「仕事やった気になる文化」は収益力が低い組織になっても自分や作業をしているから、よく働いているという勘違いで、業務を好転させようとする意識がなくなっていくのでとても怖いです。
全ての会社にとって、受領確認メールが不要ではないかもしれませんが、ちょっと考えてみてもよいかもしれませんね。
ちなみに、私の顧問先には、「やめてください。仕事の効率が悪くなります」とはっきり言います。
ということで今日はこの辺で。
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