釣りキチ三平作者 矢口高雄先生追悼ブログ
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この、山女魚群泳の絵は秋田空港にも大きなオブジェがある私も印象に残っている絵です。釣りキチ三平作者 矢口高雄先生がお亡くなりになってから見ると、釣りキチ三平が亡くなってしまったようにも思え、少し悲しくもあり、幻影的な感じもする絵に見えます。
釣りキチ三平を始めてみたのは、小学校のころ病院かどこかの待合室においてあった漫画だったと思います。
圧倒的な画力に引き寄せられ、ドキドキしながら釣りをする楽しさと自然の怖さと神秘さに引き込まれていったような思いがありました。
そのあたりから、釣りが好きになり、小学校では釣りクラブを立ち上げたりして毎週のように釣りに行っていました。
小学校の頃は月の小遣いが学年×100円だったので、釣り針を買うのも大変で、お年玉はほぼ釣り道具に消えていきました。自分ができる釣りも近くの川とか海ばかりで、それはそれで楽しかったのですが、釣りキチ三平が釣る、カジキ、イトウ、ニジマスなどなど、実物を見たことがない魚にあこがれ、いつか釣りたいと思っていました。
その後、大人になり、釣り道具も不自由なく買えるようになり、時間があれば遠征もできるようになりました。
そして気が付けば、釣りキチ三平の中に書かれていたお気に入りのシーンを実現しように釣り歩いていました。
私に釣りの楽しさと自然の神秘さを気づかせてくれた矢口高雄先生に感謝しております。ありがとうございました。安らかにお眠りください。
※写真は釣りキチ三平を何かの形で残したいと思い、購入したレフグラフファインです。
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