オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

CTC教育サービスのインストラクタ'sコラム「VoIP環境における音声帯域について 」

»

私が編集支援しているCTC教育サービスのインストラクタ'sコラム「VoIP環境における音声帯域について 」のご紹介です。

今回も前回に続き、VoIPのお話です。興味がある方はご参考ください。

####
今回のInst. Tech Viewは、「第43回"IP電話で使用されるRTPの特長"」の続編として、VoIP環境における音声帯域についてご紹介します。

 さっそくですが、VoIP環境において1通話分の音声帯域はどのくらいだと思いますか?実は、この1通話分の帯域はVoIPネットワークを設計する上で重要な要件になる場合があります。具体的には、利用者要件に応じてWAN回線の増強や通話数の制限をしなければならない場合です。

 例えば、ある拠点間のWAN回線が200kbpsという非常に遅い(狭い)帯域だったとします。また、1通話分の音声帯域が50kbpsだと仮定します。この場合、この拠点間で実現できる同時通話数は単純計算すると4通話(200kbps ÷ 50kbps = 4)ということになります。

 ただ、VoIPでは従来の電話回線(PSTN)のように音声回線という概念がありませんので、両拠点の利用者からの通話要求に応じて通話トラフィックが発生してしまいます。そして、WAN回線の帯域を上回る音声通話のトラフィックが発生したタイミング(つまり今回のケースでは5通話目)で、すべての通話に対して本来必要な帯域が割り当てられず、パケットロスや遅延が発生します。結果、すべての通話で音声の途切れや遅れなど品質に影響が出ます。

(この続きは以下をご覧ください)
http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/inst/inst50.html

Comment(0)