今号はコラム10本!masuidriveコラムは「RubyKaigi」(アールラーニングメルマガ)
皆さん、こんばんは。アールラーニングでマーケティングアドバイザーをしている吉政でございます。本日は昨日発行しました。メルマガをご紹介します。今号は何と10本ものコラムを収録している大作メルマガです。
今号の目次は以下です。
[News & Topics]
・学生及び社会人プログラマ1-2年目を対象としたRails3技術者認定ブロンズ試験の発表
・Rails3技術者認定ブロンズ試験 模擬問題の公開
・モバイル・アプリケーション開発プラットフォームAppcelerator Titaniumの開発者向けトレーニングをグローバルナレッジが弊社と共催で提供予定
[Rails Hubホットトピック]
【技術コラム】第4回 ActiveRecordの更新系操作
【情報局】Rails 3.1は8月22日にリリースへ
[コラム]
【masuidriveコラム】 「RubyKaigi」
【技術コラム】
・Google App Engine ~ TaskQueue
・androidタブレット比較その2
・androidタブレット比較
・[Piece of RoR]DRYなコードを書くために・・・
・ガラケーFlashコンテンツをAndroidへ載せ替える『ガラっと!』リリース!!
【UGUISUコラム】
・勤怠管理システム「新月」お陰さまで出だし好調です。
・DIS Android Tour2011に出展しました
メルマガの全文をご覧になりたい方は以下をご覧ください。
rl011.pdfをダウンロード
◆ masuidriveコラムについては以下をご覧ください。
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7月16日からの三連休、Androidの会が主催するAndroid Bazaar and Conference 2011 Summer (通称ABC 2011S)など、全国で大きなIT系イベントがいくつか開催されました。 私はこの三連休は、RubyKaigiというRubyに関する国内最大のカンファレンスに参加していました。RubyKaigiは2006年から開催され、今回は6回目ですが、カンファレンスの一つの大きな区切りとして、「最後のRubyKaigi」として開催されました。これは、カンファレンスが非常に大きくなり、コミュニティーとして運営が難しくなって来たことが、大きな要因の様です。カンファレンスを主催している、日本Rubyの会は、今年中に法人化する予定となっているので、近いうちに、新しいRubyに関するカンファレンスが企画されるのでは無いかと思います。
今回のRubyKaigiは震災後にもかかわらず、海外からも多くの方が参加していたようで、会場では日本語に混じって、あちらこちらで英語での会話が聞かれました。 初日の一番初めのKeynoteセクションも、シアトルから来たAaron Pattersonさんによる英語での講演でした。スクリーン上でテキストにほぼ同時通訳がボランティアの方々によって行われ、英語の苦手な方でも、十分楽しめるよう配慮されていました。 逆に日本語による講演も、ボランティアによって同じように通訳が行われ色々な国、言語の人が同じ講演を楽しめるという事においてすばらしいカンファレンスだったとおもいます。
このカンファレンスの直前には、Rubyの作者であるMatzさんが、米Heroku社のチーフアーキテクトとして入社し、他にも著名なRubyコミッタであるNobuさんも同時に入社したと発表されました。Heroku社は、2007年に設立された、Rubyを中心としたクラウドプラットフォームを提供しているサンフランシスコを拠点とした会社です。Heroku社はコミュニティーが作ってきたRubyを中心とした業務を行っている為、コミュニティーへのお返しとして、Matzやその他のコミッターと呼ばれる主たる開発者を数名、雇用することにしたとの事でした。 雇用と言っても一般的な社員とは違い、いままでの様にRubyの開発を続けて貰い、その間の生活保障といういう意味合いが強く、Heroku社から管理や指示をされることはないそうです。
日本で生まれたRubyが、Web業界の世界的中心となるシリコンバレーで認められ、開発者が支援されることは大変喜ばしいことだと思います。しかし、この様な会社が日本から出なかった事もちょっと寂しい思いがしてしまいました。
(masuidriveこと増井 雄一郎)
以上