オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

吉政創成株式会社を設立しました

»

皆さま、こんばんは。吉政創成の吉政でございます。

平成22年11月22日に無事、吉政創成株式会社が設立しました。

会社のWebサイトに株式会社の文字を入れるのは自分的にも少し嬉しかったりもします。

※吉政創成株式会社Webサイト
 http://www.yosimasa.com/

221122という揃った数字でもあるのですが、妻と二人の二人三脚のこの会社です。
結婚記念日であり、良い夫婦(1122)の日であるこの日にしました。

くしくもこの日は結婚15年目でもありました。

私の年齢は41才で、子供は10歳と8歳。65歳まで働くと考えると、あと24年ありますね。
今まで走ってきた年数が18年です。18年前と今ではやれることが大きく変わりました。

得たもの失ったもの捨てたもの。

いろいろあります。

振り返れば、同年代で当時一緒に仕事をしていた人は上場企業の社長になった人も多く、有名になった人も多いです。その人たちと比べると、私はずいぶんゆっくり歩いてきたと思います。でも、これが自分の一生懸命だから仕方ないですね。大事なことは過去ではなく、これからも、自分が納得できるやり方で、市場に貢献し、営みを続けることだと思います。

この節目で思うのは良いことを当たり前のように習慣化することが物凄く大事だと考えています。この才能があれば、どこまでも人もビジネスも会社も市場も成長できると思います。

自分の息子に伝えたいことは、仕事の楽しさと、この習慣化の話の二つですね。

こんな節目のとき、昔の先輩に頂いた本を思い出します。その本は「風姿花伝」でした。
「鼻息が荒すぎるから、この本を読むとよいよ。一度だけではなく、何かの節目に読んでみるとよいと思うよ」と頂いた本です。

風姿花伝は能の修行法、心得、演技論、演出論、歴史、能の美学などを世阿弥が書いた本です。その心はもちろん、ビジネス的にもプロデューサのようなマーケティングを志す私にはぴったりの本だと思います。

40歳になり、自分がいるIT業界が少しわかってきました。そのノウハウを活かし、IT業界の発展に貢献できる永久機関を残していきたいです。

軽々しく永久機関と書いてしまいましたが、この永久に稼働し続けるビジネスモデルというのはホントに難しいです。時代が変わり技術が変われば、死んでしまうビジネスモデルがほとんどです。しかも、成功するモデルであればある程、技術や流行に依存している部分が多くなるので、半永久的に稼働するビジネスモデルと相反しがちです。

自分なりには、そのヒントは組織運営の定款や約款、憲章にあると考えています。常に新しい技術や市場に柔軟に対応できる組織の仕組みを作れば、半永久的に稼働するビジネスモデルを運営できると考えています。

ちょっと長くなってきましたね。今日はこの辺にしておきます。
この結論は身をもって実現し、一つ一つ市場に発表していくつもりです。
皆さま、今後とも宜しくお願いいたします!!

Comment(0)