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ヤミ金への借金返済を電子マネーで?(未遂)

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法外な金利により問題になっているヤミ金ですが、その返済に電子マネーを使うという手口が増えるかもしれません。

ヤミ金新たな手口、電子マネーで回収画策 : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110108-OYS1T00209.htm

こちらの報道によれば、ヤミ金自身が電子マネーの加盟店を運営することで電子マネー決済により借金を返済させることを可能とする仕組みを作ろうとしたように見えます。

もっとも、クレジットカードと同様に電子マネーの加盟店になるにも審査がありますのでそう簡単には行きません。が、今回のケースでは加盟店になるところまではうまくいったものの、肝心のヤミ金の債務者が電子マネーでの返済がピンと来ずに成立しなかったものと思われます。

「ストップ!クレジットカード現金化」キャンペーン - 消費者庁
http://www.caa.go.jp/credit/

とあるように、他にもヤミ金業者の返済手段というのは模索されている状況です。電子マネーだけでなく、海外アクワイヤラを通じた外貨決済、決済代行業者を通じたネット決済などは詐欺的な情報商材や出会い系等では既によく知られた手口となっているため、ヤミ金の返済手段としても利用される可能性が高いかもしれません。ヤフオクや楽天市場にまったく誰も買いそうにない商品を高額で出品するなんていう手口も考えられそうです。

ケータイのソーシャルゲームでも月に数万円の課金ができる時代ですし、クレジットカード課金ではなく携帯電話会社が月々の回線使用料と合わせて代金回収を行う課金形態もあります。また、以前の公式アプリや公式サイトとも異なり、いくつかのソーシャルゲーム・プラットフォームがある中に何百というゲームがある中では不人気なゲームがひっそりと非合法活動をすることはそれほど難しいことではないように思います。裏コードで「ユーザ名●●と入力したらいきなり10万円課金」とでもしておけば、うっかり間違えて入ってきてしまったユーザにはクソゲーに見えるので立ち去り、ヤミ金業者に指示された人だけがそのような課金がなされるように作れそうです。

電子マネーが利用されたということはショッキングですが、それも大きな流れの中の通過点に過ぎないように感じたニュースでした。

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