オルタナティブ・ブログ > 本橋ゆうこの「エンガワで背泳ぎ?!」 >

「エンガワ=縁側」は、完全な「家の中」でも「外」でも無い「宙ぶらりん」な空間。そこには誰でも気楽にぶらりと立ち寄れて、しゃべったりお菓子を食べたり。情報交換や一休みに飽きたら、すいと立ってまた自分の仕事に戻って行ける。そんな風にゆるくて、ちょっと元気をもらえる所。そんな皆が好きな「縁側」で、いつも空を見上げながら何故か「背泳ぎ」をしている…そういう雰囲気のあるブログを綴っていきます。

ついったーで「RT職人」と呼ばれるの...

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どうも、数日ぶりのこんにちわ。
...突然ですが、皆さんは「twitter」はお使いですか?「ツイッター」...ええ。
最近急にテレビ等でも取り上げられるようになって、「キャズム超えたか?!」とか言われてるアレです。

私は、多分ツイッターは使い始めてからやっともうすぐ一年、という感じですが。 使い始めたきっかけは、あまりよく思い出せないのですが...恐らく、登録している某巨大イラストサイトで、メジャーっぽい人達が何人かHPがわりにツイッターIDを表示していて、そのへんからかな?
ともかく、そんなに熱心ではなく、むしろ凄~く適当~に、軽~い気持ちで始めてしまったのでした。。(その時点では、世間的に流行ってるとか全く思いもよらずに)

「自分の動きの少ない個人HPトップの賑やかしにでもなるか...」と、何となく登録してみたツイッター。 しかし、当初は本当に何をどうしていいかわからず、かといってネット上で何処かのコミュニティに属しているとか一切無い自分は、誰かに「これどーすればいいの?」と聞くわけにも行かず。。
...とりあえず、その日にあったことをぼそぼそと文字通りつぶやいておりました。

フォローも被フォローも、全く「ゼロ」のままで。。(笑)

(あ。フォローとか被フォローとかわかりますよね? )
いや~、なんか、セキュリティ的に危ない?のかと思って...何しろ、どんな人がいるかわかんなかったの で...(汗)ほんとにゼロだったんですよ。。(しかも毎週ブログに貼りなおしていた☆爆) 今になって思うと相当異様な人に見えてたんでしょうね...ハハハ...(汗)。
そして、そんな「フォロー/被フォロー・ゼロ」生活のままでも、案外満たされた(?)静かなつぶやき生活を送っていた自分が数ヶ月後に何故、突如としてそれをやめたか?...これも実はよくわからないのですが。 (なんか変なものでも食べて頭がカッとなったのか?)

ある日突然、それまで「誰もフォローしない」方針でやっていたツイッターを 180度方向転換しました。

まず、何故か誰もフォローしてない自分をフォローしてくれてた少数の人達にフォロー返してみました。 驚きましたねぇ。。
例えて言えば、「自分の心音以外に全く外の音が聞こえない生活を送っていたら、急に"音"が世界に洪水のよ うに流れてこんできた!」(→ツイッターのタイムラインに他人が現れた) そういう感じでした。ナニ?ナニコレ??としばらくはパニックでした。

その内に「@で会話できるらしい」、ということを見よう見まねで学びました。 当初からフォローされたら余程のことが無い限り原則お返しすることにしてたので、段々フォローする人が増 えてくると、中には「ほう!」と唸るような面白い発言する人も出てきます。(この時点では相手にもフォローされてるとは限らない)
...この辺まで来てようやく人づてに「RT(リツイート)を使うと、タイムライン上の誰かのつぶやき(ツイ ート)を、他の人と共有できるらしい」と知りました。 でも、なんか上手くできない。この頃まではWEBでやっていたので、どうも失敗するんですね。

わかんねーうまくいかねーとつぶやいてた私に、誰かがそっと教えてくれました。 クライアントソフトを使うといいよ、と...(今思えばあれが悪魔の囁きか!?苦笑)
そしてHootSuiteというクライアントを使い始めてから、私のRT道は一気に加速したのであります。。
RT を覚えたばかりの私は、自分の日々のつぶやきの合間に、もっぱら自分の興味のある話題のリツイートだ けをぽち、ぽちとやっていました。HootSuite というのはボタン一つで実にRTがしやすいのですね。。(汗) ※リツイートの方法に関しては、今でも時折議論があるのですが、ここでは深入りしません御理解を

すると、そのうち不思議なことが起き始めました。 どう考えても「何でこの人にフォローされたんだろう?どっから来た??」というような、未知の世界の人か ら、フォローされたりするようになったのです。
後から思えば、あれは私が既にフォローしてた誰かの発言の RT(リツイート)を見て、もしくはそのRTの内 容を検索から辿って、来ていたのでしょうね。私が何者かも全く知らずに...。

で、まあ「原則フォローされたら返す」と決めてたので、こちらもフォローお返しをし続けました。
全く知らない世界の人をフォローすると、その人の発言から、全く知らない世界の一端が流れ込んできます。 時には、それによって私のタイムラインの光景が一変してしまうことすらある。驚くし、とまどうこともある んですが、それでフォローを解除(リムーブ)したりはしませんでした。(...単に面倒くさかった?)
どっちみち、フォローがどんどん増えて行って、タイムラインの人口密度が上がれば、一人一人の発言は相対 的に薄められるので大体は「気にならなくなる」だろう」と思ったのもありますが☆

はじめ、私がRTしていたのは、自分の「個人的メモがわり」のようなものでした。 TL(タイムライン)は常に絶え間なく流れていて、何もしなければそれはあっと言う間に遠くへ行ってしまい 、もう二度と探せなくなるかも知れません。そうならないように、クリップしているつもりでした。
ただ、その私の興味の範囲が、案外と、薄くはあっても広かったもので、自然とRTの数は段々増えていきまし た。
漫画やアート、文化の他にも、お仕事のイラストの原稿についていくためのIT最新事情の勉強や、政治経済、 地域社会、医療や介護、科学技術、教育、歴史、文学、エロネタまで...「あとで読む」の替わりにRTしてた のです。始めは。
そしたら、どういうわけかアッ?という間にフォロー数が増えてしまいました...。(謎)

フォロワーが300人くらいだった頃の私のタイムラインは、小さくて平和でアットホームでした。
ところがフォロワーが600、1000を超えたあたりから、その頃の空気は急速に失われてしまいました。 たぶん、最初の頃に私をフォローしてくれていた人達は、「私のツイッターが変わったので」、もういなくな ってしまったのだろう、と思いました。(RT含め)発言数が多すぎて結構嫌がられるのです。。
淋しいな、と思いつつ、もうあの頃には戻れないんだろうなぁ...とボンヤリ考えました。

それというのも、RTをしているうちに「気づいたこと」があったのです。

TL 上の誰かがこう言ってくれたことがありました。
「アナタのRTは、自分にとって"知らない別の世界"を覗かせてくれる"窓"のようだ」と。
あるいは「情報の"ハブ"みたいだ」とも言われました。(蛇じゃないすよ)

私自身は、そういうことを思ってRTし始めたわけでは全く無かったので、大変驚きました。
(ツイッターではRTを絶対に認めない!という意見もちらほら見かけますし...)
しかし、確かに自分がRTした誰かのツイートがきっかけで、全く接点の無かった人達同士が急にTLで議論を始 めたりしているのです。私のIDは挟まったままですが、私のことなどは全くそっちのけで。 ...面白いなぁ~☆と思いましたね。

もちろん、RT(リツイート)には、デマなどがあった時にそれが急速に広がってしまうことや、炎上などのき っかけになりやすいこと等、まだ完璧とは言い難い面もあります。
それでも私は、このタイムライン上で起こる、有機的で、エキサイティングな化学変化のようなものは、例えば「自然界の連鎖」や、「宇宙空間での天体同士の相関」みたいで興味深かったのです。

きっと、そこでの自分の果たしている役割(?)は、それらを媒介する「風」のようなもの、なのだろう... と。こんな面白いツール、他に見たことないや、とも。。

そんなこんなで、今では(ご覧になった方は分ると思いますが)私のツイッターのタイムラインは、「RTボッ ト(bot)か?!」と言われるくらいに、どこかの誰かのツイートのRTで埋まっています...(失笑)。 そして、ついに誰からとも無く拝領してしまったのが「RT職人」の称号、という。。
...褒め言葉、じゃないかもしれませんが☆(爆)

まだツイッターをやっていなくて、あるいは始められたばかりで、フォローが少なくてTLがさみしいな...と いう方。もし私をフォローして頂いたらたちどころにTLの過疎感を埋め尽くして差し上げられると思います...RTで宜しければ。。(爆)※ちょっと最近フォロ返しが忙しくて滞りがちなんですが。汗
もうツイッターをばりばり使いこなしてるよ!という方も、もしフォローして頂いた場合は、私のTLにいる凄い方々のアツい世界を一緒に垣間見ることが出来るかと。(※私は凄くも何とも無いですけどね)
そこから、その方なりの全く未知の、新鮮な世界が開けるといいなとも思います。

そして、そういう時に、タイムラインを止めどなく流れてくる自分からの「RT」は、これは「風」のようなも のなんだな...と軽~い感じで受け取ってもらえると幸いなのですが。。
その上で、洗濯物を乾かすのにも、明日の天気を読むのにも、如何様にも活用して貰えれば...。
なんてことを思いつつ、これからまだしばらくはTLを騒がせてしまいますがご容赦を。。(伏)

..もっとも、「風」だから何処から来たのかも、何処へ行くのかも定かではなく、ある日突然、ぱたりと消 えているかもしれませんけどね☆
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