今日からGo Toキャンペーン開始も、代表的観光地である沖縄県が宿泊療養施設の確保数ゼロの日経報道に驚き
人の移動が増えれば感染の拡大も起きるということを専門家会議や厚生労働省の発表などを通じて多くの人が知ってはいると思います。
ここに来て新型コロナが弱毒化しているのでは?という記事もちらほら見かけるようになってきましたが、新型コロナの感染者になってしまったら、無症状であっても家族への感染拡大を防ぐという意味では宿泊療養施設を利用できたほうが安心では?と自分は考えます。
こちらの日経の記事によれば、新型コロナウイルスの軽症者などを収容する宿泊療養施設の確保室数について、23都府県で室数が不足しているとのこと。
驚いたのは、今日からGo Toキャンペーンが開始され、日本の観光地として最上位にランクするであろう沖縄県は一室も確保していなかったという以下の部分です。
新型コロナ:軽症者施設、23都府県で不足 コロナ第2波推計 :日本経済新聞
都道府県ごとに、今月15日時点で確保しているホテルなどの宿泊療養施設の室数と比較したところ、23都府県で確保室数の方が少なかった。沖縄県は一室も確保していなかった。東京や秋田、新潟などは必要数の4分の1以下だった。
経済活動を優先させる方向に舵を切った以上、人の移動が増えれば感染リスクが増大、結果として一定の感染者が増え対処が必要となるのは自明かと思います。
この件についての東京都の対応については菅官房長官は会見でこんなコメントをしてるようです。
菅官房長官「風営法に基づく調査に合わせ感染防止策促す」 | NHKニュース
「東京都の問題だ。確保していたホテルを『契約が切れた』とかで、新たに手当てしていなかった。いざ増え始めてから今、必死になって探しており、当然、国も協力していく」
これから探して間に合えば良いのですが、ゴールデンウイーク時の沖縄県知事のコメントなどを思い返すに、宿泊療養施設の確保ゼロでGo Toキャンペーンというのは大丈夫なんでしょうかね?