話題の週刊ポストの表紙が予想外のインパクトで驚いた
「韓国なんて要らない」という週刊ポストの特集が物議を醸しているようです。
そんでもって内田樹氏のこの発言から、これまた各所からいろいろな反応を引き起こしているようです。
この雑誌に自分の名前を掲げて文章を寄せた人は、この雑誌が目指す未来の実現に賛同しているとみなされることを覚悟した方がいいです。 https://t.co/7PhcSWKyRt
-- 内田樹 (@levinassien) September 2, 2019
この雑誌に自分の名前を掲げて文章を寄せた人は、この雑誌が目指す未来の実現に賛同しているとみなされることを覚悟した方がいいです。
江川紹子氏は、Yahoo!ニュースでこんな指摘をしています
同誌は、かつては多くの読者を持ち、売り上げナンバー1を誇る週刊誌の雄であった。
週刊ポストは公式サイトによると、時代を先取りするビジネスマンの情報参謀で、時代を切り取るスクープや、政治・経済・事件・芸能・スポーツ・健康・教育・金儲けほかの新鮮な情報を届けます。激動の時代をどう読むかの視点を読者に提供し、さらに次なる時代がどんなものかを予見する、ニュース週刊誌だそうです。
出版元である小学館についてWikipediaには、こんな内容が記載されています。
社名の由来は創設時に小学生向けの教育図書出版を主たる業務としていたことに起因する。特に学年別学習雑誌は長らく小学館の顔的存在として刊行され続けてきたが、「出版不況」や児童の減少と嗜好の多様化のあおりを受け、2000年代から2010年代にかけて相次いで休刊され、2017年現在、月一回発売されているのは「小学一年生」のみとなっている。1926年に娯楽図書部門を集英社として独立させたが、太平洋戦争後は娯楽図書出版に再進出し、総合出版社へ発展した。
発行している雑誌についても一覧を見ると懐かしいのがありました。
学年別学習雑誌
小学二年生
小学三年生
小学四年生
小学五年生
小学六年生
↑この辺は毎月楽しみにしてた記憶がありますね。
さて、売り上げナンバー1を誇る週刊誌の雄であったとういう週刊ポスト。
騒動の発端となった「怒りを抑えられない韓国人の病理」という記事を読んでみようかと思い、コンビニに寄ってみたのですが、週刊ポストの表紙にならぶ、見出しや写真を見て、手にするのを一瞬躊躇してしまいました。
公式サイトで紹介されている特集記事の見出しは以下の通り。
特集
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◆潜入ルポ アマゾン絶望倉庫 最終回
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◆秋篠宮家vs外務省「ブータン家族旅行」某重大事件
◆絶対に騙されてはいけない年金財政検証4つの嘘
サイトにある表紙の写真を見ていただくとお分かりか思うのですが、実際の雑誌を手にしたときにはもっと刺激的なテキスト、写真を目にすることになります。
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この9月からコンビニでの成人雑誌の取り扱いが終了していることが影響しているのでしょうかね?
この見出しを見ながら、冒頭紹介した、内田樹氏のこのコメントをもう一回味わってみたいと思います。
この雑誌に自分の名前を掲げて文章を寄せた人は、この雑誌が目指す未来の実現に賛同しているとみなされることを覚悟した方がいいです。
今回の"嫌韓"記事だけではなく全体として感じる、この雑誌が目指す未来ってどんななんでしょう...